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およそ30種類を独自製法で長期自然発酵させて、手づくりで原液づくりをしている発酵飲料です。

ガンの精神的治癒<下> 気・血・動の調和とガン






これまでご紹介してきました千島喜久男博士の
『ガンの精神的治癒』から、
今日は区切りとなる最終回の6回目となりますが、
「気・血・動の調和とガン」をご紹介致します。

どの記事もとても大切なことを教えてくれて
いますが、特に「気・血・動の調和とガン」は
それらの集大成とも言えるものですので、
1人でも多くの方に読んでいただけましたら、
心から嬉しく思います。

この他にもご紹介したい記事はまだたくさん
ありますが、次の機会にしたいと思います。

また、よろしければ、過去記事
①『ガンの精神的治癒<上>
精神と肉体とのつながり 千島喜久男』 2026.5.25
②『ガンの精神的治癒<上>
肉体のガン(癌)と精神のガン(頑)』 2026.6.2
③『ガンの精神的治癒<下> 
現代医学のガン対策への妄信を改めること』 2026.7.1
④『ガンの精神的治癒<下>
ガンの精神的治癒の根拠 (脳、自律神経及び血液との関係)』 2026.7.4
⑤『ガンの精神的治癒<下>
ガンの睡眠療法』 2026.7.13 
なども参考にしていただけましたら幸いです。

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ガンの精神的治癒<下>
―ガン対策と氣・血・動の調和原則―
千島喜久男 
千島学説研究会 2009年5月1日


(6)気・血・動の調和とガン

ガンは局所の病気ではなく、
全身の活力低下による病気であり、
従ってその原因は心身の活力を弱め、
健康を害する全ての条件を含み、
多種多様である。

だから前述したように
気(精神)と血(肉体)との調和を回復することが、
ガン治療の第一歩であるが、
これと同時にガンを予防し、治療するためには、
この他、血(肉体、物質、血液)を浄化し、
自然に従うよう努力すると共に、
気(精神)と血(肉体)との調和とその正常な働き(流れ)
を整えるための動(運動・・・心身の・・・)とを
調和し、一体化するよう努めることが肝心である。

①食物の量や質とガンとの関係

食生活はつとめて自然に近づける。
玄米、菜食(新鮮で自然な野菜と共に)を主体とする
ことはよい。

肉類、卵や砂糖分(菓子、飲料その他)を避ける
必要がある。
血液、体液の酸性化を防ぐためである。

この点では現代栄養学の分析主義、カロリー説、
動物性タンパク偏重主義は根本的に再検討
されなければならぬ。

病院や家庭で前述のような禁止すべき食品を
ガン患者に栄養を保つために必要だと誤解して
無反省に与え、ガンを悪化させていることは
実に嘆かわしいことである。

私は粗食、少食、菜食(3S主義)を説いている。

世界大戦中、ドイツやアメリカでは食糧不足時に
ガンの発生率も死亡率も低下した事実を
ケースは報告している。

また実験動物に調和のとれた飼料を普通の半分
又は三分の一に減少すると、
ガン系統のシロネズミのがん発生や再発及び
進行を止める効果のあることが実験されている。

肉食主義の欧米人に、
玄米、菜食、減食を行わせてガンが治ったり
軽快に赴いた例を私は見聞している。

これは動物タンパク、特に肉や卵が病的な
体内に入り、毒素(プトマイン)を腸内で生産する
危険があるばかりでなく、
前述のように血液や体液を酸性化し、
ガン組織を刺激して腫瘍が一層大きくなる
おそれがあるからである。

私たちは岐阜大学の研究室で十年余りの間、
動物の断食と体の組織との関係を研究した
ことがある。




断食すると
体に蓄積していた有毒な物質や寄生虫も、
そして脂肪や筋肉その他すべての組織が血球に
逆分化して(これは元々血球からできたもので
あるから断食によって再び血球に逆戻りする)、
組織は次第にやせてくる。

腫瘍のような余分な組織はいち早く血球に戻る
から小さくなるわけである。

断食研究家が
ガンの予防や治療に断食をすすめる理由は
私のこのような説によってよく説明できる。

仏教、キリスト教、回教、道教その他には
昔から宗教的な”行”として断食する習わしがある。

これは精神と肉体を浄化するための精進と
されているが、科学的にも立派に裏づけられる
ことである。

病状の悪化したものに減食や断食を行う場合には、
充分な経験と理解のある医師や指導者の指導が
必要であるが、原則的には減食はガンの予防、
治療にとって大切なことである。

漢方薬として、
ハトムギ、ヒシの実、山豆根の煎汁、その他が
ガンによいと言われているが、
これは私もすすめたいと思う。

カルシウムの補給を十分にすることは
ガンの予防、治療に有効であることは
原理的にも、実際的にも解っている。

人参の葉や根、海藻類、小魚や骨粉には
特に多く含まれている。野菜もよい。

カルシウムは
細胞や血球の表面に吸着して血球のガン細胞化
を防ぐし、血液の酸性化防止にも役立つ。

またアメリカでの研究によれば、
肥満した人はガンにかかりやすく、
また、死亡率も高いという統計もある。

健康状態の悪い場合に、
栄養の過剰は、その害が一層著明になる。

これと反対に
減食や断食は体の過剰栄養物を消費して、
組織や血液が浄化されて病気が起こり得ない
ような組織の状態になるものである。

戦時中、食糧不足の折には病人が著しく減少した
事実を見ても解る。

ガンや白血病は消化器の障害が重要な関係を
もっている。

節食、減食は
消化器を休息させ、正常な胃腸の機能を回復する
ために根本的に必要な条件である。

それを知らずに
消化器が衰弱して食欲のないガン患者に、
栄養を保たせなければいけないと誤解して
動物性栄養物を無理に食べさせたりするのは
全く誤った栄養観である。

自然(神)が胃腸を休息させるために食欲を
なくしているのに無理に食べることの害は、
食べない害よりもはるかに大きい。

肉体内部の状態や精神の健康を取り戻せば
食欲は自然に出てくるものである。

タバコ、酒、その他刺激性のある嗜好品は、
ガン患者には厳禁すべきは言うまでもない。

農薬(特にヒ素剤その他)に汚染された穀類、
果実、野菜は厳禁しなければならぬ。

そのためには
農薬汚染のおそれのある一般市販の食料品を
避け、自然農法(農薬を使わない農法)による
農産物を平素から摂ることも、
予防、治療のために留意しなければならぬ。

肝臓ガンのごときも農薬の慢性中毒による
肝硬変から転化する危険が大きい。

この他発ガン性物質を含む着色・加工食品、
インスタント食品などにも危険なものが多い。

自然の健康な食品を入手する努力と工夫が
大切である。

日本では自然農法普及会、食養会その他が自然食、
健康食を推奨し、少数の自然食、正食の店も
だんだん現れかけてはいるが、アメリカなどと
比べたら、日本では政府も、一般人も、農薬の
危険性については全く無関心に近い。

とにかく、化学的に処理や人工着色した食品は
一切買わないほうが安全である。

こうした運動がもう少し活発に婦人会などが
中心になって起こしてもよい時である。




②呼吸と運動

ガン細胞は酸素のない(又は少ない)場所に耐えて
赤血球が融合して生じた病的な細胞である。

酸素の不足は
新鮮な空気を深呼吸しないことが最大原因で
あるから、適度な運動と深呼吸によって
血液へ酸素を十分に補給することが、
先ず第一に必要である。

第二は血液が正常に循環している場所では
血球はガン細胞にはならない。

血液の流れが阻止され緩やかになるか、
ほとんど停止しているガン腫の中では血球は
どんどん、ガン細胞に変化していく。

東洋医学で気血の流れをよくすれば病気に
ならないし、病気もよくなるというのは
正しい現代科学の成果からも立証できる。

精神的緊張、特に心の抑圧された状態
(不明朗な精神状態)では体は前かがみになり。
胸部や腹部は圧迫され呼吸は自然に浅くなる
ばかりでなく、血管や神経を圧迫する。

ところが深呼吸は横隔膜を上下して胸腔の
容積を拡げ(吸気)たり、狭め(呼気)たり、
交互にリズミカルに運動すると、
全身の血液は吸気のとき心臓によく流れ還り、
呼気のとき動脈から全身へ血液が押し出され
やすい状態になる。

だから
深呼吸は酸素の摂取を多くするだけではなく、
同時に血液の循環を大きく促すことになる。

血液がよく流れることは血液を新鮮に保ち、
血液停滞による病巣をつくることを妨げる
ことになる。

ガン腫の内部には無数の血管ができ、
血流はほとんど止まり、
ガン組織の中へ流れ出た血球は
そこでガン細胞化するわけである。

以上、
精神(気)と食物・血液(血)と呼吸や運動(動)、
即ち気・血・動の調和がガン(その他の病気)
の予防と健康のための根本原則であり、
それらの不調和がガンを始め各種の病気の
原因であると私は考えている。

東洋医学では昔から
気血の調和をその根本原理としてきたが、
私は、更にこれに”動”を加えてわけである。

精神と肉体を結びつける二種類の糸は
神経と血管であり、
そして、血管も神経も脳も、全ての肉体も、
血球からでき、しかも血管と神経はいつも
一体となっている。

両者が調和して活動し、流れるとき、
血液も精神も健康を保つことができる。

その流れの原動力は運動(動)である。


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