発酵水は、母なる海の恵みの日本在来の天然海藻(緑藻類・褐藻類・紅藻類)
およそ30種類を独自製法で長期自然発酵させて、手づくりで原液づくりをしている発酵飲料です。

知ってほしい、工場畜産の実態






つい先日の19日(木)のことです。
地元静岡県の富士宮市の養豚場で、
豚熱による感染症で、2,336頭の豚が
殺処分されたと報じられていました。

ものすごい数ですよね。
なぜ、こんなにもたくさんの畜産の
豚や鶏や牛たちが殺処分されてしまう
のでしょうか?

私個人の食生活は雑食ですので、
肉類も魚類もいただきますが、最近は
できるだけ天然の魚類のほうを多くする
ように心がけています。

ちなみに、畜産の鶏・豚・牛たちの飼料に
抗生物質が配合されるようになったのは
1940年代のイギリスが最初で、養鶏から
始まったとされています。

抗生物質を与えると、
鶏が非常に速く生育し、高いエサ代を
節約することができたので、またたく間に
鶏から豚や牛に広まって行ったと言われて
います。

今日は岡田ちひろさんの講演録、
『人と動物が共存できる社会を目指して』
から、一部抜粋編集して
「知ってほしい、工場畜産の実態」
をご紹介致します。

食用肉の虐待飼育の実態を知ることが
大切だと思います。

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『人と動物が共存できる社会を目指して』
「知ってほしい、工場畜産の実態」
岡田ちひろ

まず、豚の工場畜産を取り上げてみます。
豚は、だいたい6畳に12頭という割合で
飼育されています。

豚はもともと体臭のないきれい好きな動物
なんですが、ぎゅうぎゅう詰めにされて、
糞尿も片付けてもらえず、悪臭漂うところに
いるので、ストレスが大きくなっています。

今、BSE(狂牛病)や鳥インフルエンザが
騒がれて、豚肉の人気が上がっています。

まるで豚は安全みたいなことが言われて
いますが、豚でも死者が出るほどの
感染症がまん延しています。

その代表的なものがE型肝炎です。
かつては海外渡航者が持ち帰るウイルスに
よるものだと考えられていたのですが、
近年は、渡航経験がない感染者の死亡の
原因が豚肉であることがわかっています。

豚肉を生で食べると危険だということは
皆さんもご存じだと思いますが、
実は食用に回される豚の70%は、
すでに何かしらの病気に感染しています。

養豚場ではぎゅうぎゅう詰めの環境なので、
1頭が病気にかかっていれば、すべての豚が
一気に感染してしまいます。

豚を殺した後に、悪い部分を切り取り、
残りの肉を食用に回します。

日本の場合は、病気に対抗するために、
抗生物質を増やすという方針をこれまで
取ってきました。

抗生物質は、病気に対するためだけでは
なくて、早く太らせるためにも、少しずつ
食事に混ぜられています。

しかし、抗生物質を入れ続けていけば、
いつの間にか耐性菌が生まれてきますので、
抗生物質が次第に効かなくなってきます。

鶏も無残な状況です。
何段にも積み重なったケージ(鶏かご)の中で、
平均して50センチの幅に5羽が詰め込まれ
ています。

ひよこのうちに5羽詰め込んでしまいます
ので、成長していくに連れて、身動きが
取れなくなります。

段数も多いところでは6段以上積み上げて
います。

このように羽を広げることができない檻(おり)
の中で、産卵鶏は約1年間過ごします。




ブロイラーと呼ばれる肉用の鶏の場合は、
40日ほどでそこから出ることができますが、
屠殺(とさつ)の時期が迫ると、突然えさが
数日間止められます。

屠殺場に連れて行かれると、まず足を吊り
下げられて、その後に首を切られます。

首を切るのは手作業の場合が多いので、
失敗すると、意識があるまま熱湯に
入れられて、羽を抜かれてしまいます。

畜産は、
環境に与える影響も非常に大きく、
森林破壊、水質汚染、土壌侵食、二酸化炭素
やメタンガス排出による地球温暖化などが
問題になっています。

森林破壊について言えば、
現在、世界の熱帯雨林は、1秒間にサッカー
コートが2コート分ずつ消失しているという
状況です。

安い肉となる牛を何万頭も飼う放牧地を
つくるために、森林がどんどん焼き払われて
います。

過去40年間で、南米の熱帯雨林の40%
(1750万ヘクタール)が、輸出用の牛肉を
生産するために破壊されました。

何の望みもなく暮らしている畜産動物ですが、
畜産動物を救うのは、難しいことでは
ありません。

毎日の食事から肉をなくしていくことで、
牛の何頭か、豚の何頭か、鶏の何羽かは
すぐに救われるんです。


岡田ちひろ
アニマルライツセンター理事。
アニマルライツセンターは、動物たちの税損権を擁護し、
人による非倫理的な殺害、虐待、遺棄をなくしていく
ことを啓発し、人と動物たちが穏やかに共存できる社会を
目指して活動している。
動物実験を減らす取り組み・被虐待動物の保護・パネル展・
キャンペーン・提言を行う。


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