石原結實医師 現代人は「水分」を摂りすぎている!

石原結實医師は、現代人は水分を摂りすぎている!
その結果、排せつできずに体に溜まった水分が原因で様々な慢性病や
現代病を惹き起こしている!と言います。
なので、
「水分の摂りすぎは今すぐやめよう」
「体内の「水たまり」をなくせば病気は必ず治る」
と説きます。
私個人的にはまったく同感で、喉が乾いたら、そして体が欲したときに
はじめて、水を飲むようにしています。
巷でよくみられるようなチビチビ水を飲むようなことは一切しません。
周りに驚かれるときもありますが、例えば長時間、長距離かけて
ウオーキングをしても、本当に体が欲しがらない限り水は飲みません。
同じように食事もお腹がすいたときに食べるようにしています。
お腹がすかないのに食べることはしません。
野生の動物たちはみんなそうだと思います。
日頃自然の法則や自然の摂理に合っているか?即しているか?をベースに
して生きるようにしていますので、できるだけ心と体の声を聴くように
心がけています。
石原結實さんは好きな医師の一人で、医者でありながら50数年も
医療保険症を使っていないことなど、共感することが多くあります。
これを機会に、ご自分が水分を摂りすぎていないかどうか?
チェックしていただいて、益々健康の維持増進に少しでもお役に
立てましたら幸いです。
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現代人は「水分」を摂りすぎている!
石原結實著『水分の摂りすぎ』は今すぐやめなさい
三笠書房
今、現代医学では「血液をサラサラにするために」という大義の下で、
「なるべく多くの水分を摂るように」という指導がなされている。
それも、日本人の死因の2位と3位は心筋梗塞と脳梗塞が占めており、
これらの病気は血液の固まりが冠動脈(心筋に栄養を送る血管)や脳の動脈に
詰まって起こる「血栓症」であるからだ。
心筋梗塞では毎年約15万人、脳梗塞では約13万人が生命を落としている。
そのため、いわゆる”ドロドロの血液”に対する恐怖感は相当なものが
あるようだ。
現状では血栓症の予備軍といわれていない人までも、まるで強迫観念に
とりつかれているように”水分信仰”を信じ、ひたすら実行している人が多い。
もちろん、水分は人間の体重の60%以上を占める、生命にとって
最も大切な物質であることはいうまでもない。
しかし、何ごとも、「すぎたるは及ばざるがごとし」。
雨も降りすぎれば洪水を起こすし、植木にも水をやりすぎると根腐れを起こす。
人間だって同じだ。
私たちも水分を摂りすぎると、体にさまざまな害が起きてくる。
これを漢方では2000年も前から「水毒症」といい、「水は、生命に
とって最も大切ではあるが、大変危険な害毒をもたらすこともある
両刃の剣だ」と考えている。

たとえば、心筋梗塞や心臓弁膜症、または高血圧性心臓病など、あらゆる
心臓病の末期症状である心不全に陥ると、まず下肢のむくみが始まる。
そして、肝臓(鬱血肝:うつけつかん)、肺(肺鬱血、肺水腫)、脾臓、腸、
腹膜など、さまざまな内臓に水分が溜まり、その結果、日ごとに
500gから1kgも体重が増してくることがある。
もちろん、治療が遅れると死に至る不安がある時に使われる薬が「利尿剤」ー
つまり、体内の余分な水分を捨てる薬である。
この利尿剤の効果で体内の水分が尿として体外に出て行くと、収縮力が
低下していた心筋も力を回復し、心不全が改善されていく。
このように、心不全にとって「水分」は大敵ということがわかる。
日常生活の例でも同じことだ。
入浴やサウナ、スポーツなどで十分な発汗をすると、「スカッと爽やかな」、
心身ともにいい気分になる。
逆に、雨天やじめじめした湿度の高い日は不快指数が上がり、気分も
憂鬱になりがちだ。
そういう日には、ヒザの痛みや頭痛、神経痛がつらくなる人も多い。
天気予報よりも自分の体調を見ているほうが天気の変化がよくわかる
という人がいるのは、まさしく湿度(水分)がバロメーターになっている
証拠だ。
多すぎることが悪影響を及ぼすのは、水分だけではない。
空気だって同じだ。
供給がたった3分ストップするだけで死に至るほど、私たちにとって
重要な酸素(空気)も、「過換気症候群」などで見られるように、吸い込み
すぎるとけいれんを起こして失神することすらある。
何事も、”すぎる”と有害なのである。
およそ、宇宙の原則は、
「呼吸=吐いて吸う」
「出入り口=出て入る」
「ギブ・アンド・テイク=あげてから、もらう」や
「出納長」「思いやり」のように、まず、出すほうが先だ。
「出した後に入れる」ことが、宇宙、そして小宇宙にもたとえられる
人間の健常性を保つ大原則なのである。
現代医学が「血液をサラサラにする」「新陳代謝をよくする」ために、
水分をしっかり摂るようにすすめているのも、「十分に排せつされる」
ことが大前提となっている。
しかし、どうも実際には、その大前提があまり周知されていないようだ。
現実に、現代人は体内の水分が十分に排せつされていないことが多い。
水分摂取をすすめる西洋医学(の医師)は、「水分は摂れば必ず排せつされる」
ものとして話しているようだが、「水分」は摂り方によっては十分に
排せつされないこともあるし、それ以前に、十分に吸収されないこと
だってあるのだ。
その結果、漢方でいう「水毒症(=水滞症)」が起こってくるのである。
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