鈴木広宣 備蓄米の真実

数週間ぶりに投稿します。
今、OEMからのまとまった注文に対応するため、発酵水原液の採取
及び絞り作業に追われて、休みなく一日中、完成原液の充填作業を
しています。
今日ちょっと一息つきましたので、鈴木広宣さんのFBブログから、
今話題の『備蓄米の真実~安全な日本の米”の裏にある知られざるリスク』
をご紹介致します。
最低限、これだけは知っておきたい「食」の真実の一端について、
わかりやすく解説してくれていますので、ぜひ参考にして今日本中を
席巻しているお米を選ぶさいの目安にしていただけると幸いです。
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《備蓄米の真実》
~“安全な日本の米”の裏にある知られざるリスク~
鈴木広宣 2025.6.3(火)
https://www.facebook.com/photo/?fbid=1465006921331145&set=a.1370653960766442
「日本のお米は世界一安全でおいしい」??
そう信じている人がほとんどかもしれません。
しかし、その信頼を根底から覆すような現実が、“備蓄米”の裏側に
隠されています。
これは農家や生産者を責める話ではなく、私たち消費者一人ひとりが
「食の真実」と向き合うための、大切な一歩です。
◆ 備蓄米とは何か?その正体
日本では、災害時や市場の供給不安に備え、**政府が毎年約100万トン
規模の「備蓄米」**を購入・保管しています。
この制度は「国家備蓄米制度」と呼ばれ、食糧管理法に基づき200万トン
まで保有可能な枠が用意されています。
? 備蓄米のサイクル
備蓄米は常に新しいものに入れ替える必要があり、古い在庫は3~5年を
めどに民間業者へ“払い下げ”られるのです。
ここで重要なのは、この払い下げ米が、食品用として再流通する可能性が
あるということ。
◆ 本来は何用?払い下げ米の用途
払い下げられた備蓄米は、主に次のような用途に使われています:
・加工用米(せんべい、米粉、酒、味噌など)
・業務用米(外食チェーンや給食、コンビニ弁当など)
・工業用米(でんぷんやエタノール、糊料など)
表示義務が曖昧な業務用途において、消費者は気づかないうちに古米・
劣化米口にしている可能性があります。
◆ 保管状態は?気になる“品質”
備蓄米は巨大なコンクリートサイロなどで3~5年保管されますが、実際の
保存環境には疑問が残ります。
・密閉・暗所とはいえ、温度変化や湿度の影響は避けられない
・長期保存による味・風味の劣化、酸化
・虫害やカビのリスクを避けるため、薬剤処理が常態化
これらが、私たちの健康にどのような影響を与えうるかは、決して小さな
問題ではありません。
◆ 知られざる薬剤の影響
長期保存を支えるのは、実は薬剤の力です。
備蓄米には以下のような薬剤が使用されていることがあります:
1. リン化アルミニウム(燻蒸剤)
・使用名:ホスフィン、アルコレートなど
・用途:虫除けの燻蒸処理
・リスク:神経毒性があり、吸入による頭痛・吐き気・呼吸困難などの症状。
・高濃度で致死性も。EUでは使用が厳しく規制されている危険物質。
2. プロピオン酸および塩類(防カビ剤)
・用途:穀物のカビ発生を防止
・リスク:胃腸への刺激、アレルギー反応の報告あり。
・米表面に噴霧されるケースもあり、水洗いでも除去しきれない可能性。
3. ソルビン酸カリウム(防腐剤)
・用途:食品全般に使用されるが、備蓄米の再流通先(米菓や加工食品)でも
頻繁に登場
・リスク:腸内環境への悪影響、腸のバリア機能低下が指摘されている。
4. ピリミホスメチル(殺菌・防虫剤)
・有機リン系の強力な薬剤
・リスク:神経毒性、発達障害、ホルモン撹乱作用などが指摘され、
多くの国で規制または禁止対象に。
◆ 実は「輸出NG」の国もある
これらの薬剤が使われた備蓄米は、一部の国では食品として輸入を拒否される
ケースがあります。
特にEUでは、以下のような基準があります:
・ホスフィン(リン化水素ガス)残留限界値超過 → 即時輸入拒否
・防カビ剤・殺菌剤の残留農薬基準 → 厳格に管理
・トレーサビリティ(生産年・用途)不明 → 食品用途不可
つまり、「日本の米」だからといって無条件で安全ではなく、国内消費者が
無意識に引き受けている“リスクある米”があるということです。
◆ 価格の真実:なぜ安いのか?
本来、国が買い取る備蓄米の価格は市場価格に近い水準(例:60kgで約14,000円程度)。
しかし、払い下げ時にはこれが半額以下~数千円レベルまで値崩れします。
こうして安く手に入れた備蓄米は、格安の業務用原料米として加工・再流通し、
私たちの口に入るのです。
◆ 他にもある!見落としがちなリスク
・酸化劣化米による腸内環境の悪化
→ 酸化した脂質や変質したデンプンは腸の炎症を招くリスクあり。
・マイコトキシン(カビ毒)
→ 微量でも長期摂取すれば肝臓障害や免疫抑制、発がんリスクが報告されている。
・グルテン様タンパク質の変性
→ 本来安全な米でも、長期保存でタンパク質変質し、リーキーガット様の症状に。
◆ 消費者ができる3つの対策
1. 産地・精米日・トレーサビリティが明確な米を選ぶ
2. “格安米”や“業務用食材”の背景を調べてから購入する
3. 信頼できる農家・自然栽培米に投資する勇気を持つ
◆ 最後に:あなたの口に入る“その一粒”が未来を変える
私たちは今、知らないうちに「緊急時の備蓄用」「工業用のはずだった」米を、
日常の食卓で口にしているかもしれません。
米は日本人にとって、ただの主食ではなく、“命を育む神聖な食”です。
だからこそ、誰もが「安い」「便利」だけで選ぶのではなく、“真実”を知った
うえで選択する時代が来ているのです。
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静岡県焼津市一色169-1
TEL:054-207-7951
営業時間:9:00~17:00
定休日:土・日・祝祭日
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