発酵水は、母なる海の恵みの日本在来の天然海藻(緑藻類・褐藻類・紅藻類)
およそ30種類を独自製法で長期自然発酵させて、手づくりで原液づくりをしている発酵飲料です。

島村英紀教授 役立たずの緊急地震速報



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地震学者の島村英紀教授が、緊急地震速報は何ら役に立たないと警鐘を
鳴らしています。

島村英紀教授は、
『利権化した「地震予知」 国策がむしろ地震・津波被害を広げる』の
コラムの中で、
・モノ言わぬ御用学者の集まり
・いたずらな予想は被害を拡大させかねない
・はたして地震の予知は可能なのか?
・根拠ゼロ、問題ばかりの大震法(大規模地震対策特別措置法)
・展望なしに突き進む国家プロジェクト
などをわかりやすく解説してくれていますが、その中から一部抜粋して
「役立たずの緊急地震速報」をご紹介致します。

さらに詳しく知りたい方は、ルネサンス vol.15『嘘だらけの科学者たち』
をお手にとってご覧ください。

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地震大国・日本。いざ巨大地震が起きたら、被害はなるべく抑えたいと
誰もが願っていることだろう。
ところがその願いにつけ込むかのような研究が国策として行われている。
議論と反省なきまま、日本の地震研究はどこへ向かっているのだろうか。

島村英紀教授 役立たずの緊急地震速報
『嘘だらけの科学者たち』ルネサンス vol.15

地震予知が思ったよりも進まないことに業を煮やしたか、政府は2007年から
緊急地震速報を始めた。
気象庁が速報を出している。

誤解している人も多いだろうが、これは地震予知ではない。

この速報の原理は単純なものだ。
全国に置いてある地震計のどこかで強い揺れを感じたら、震源を計算し、
まだ揺れが届いていない場所に警報を送るという仕組みだ。

この仕組みには根本的な弱点がある。
直下型地震には対応しにくい仕組みになっていることだ。

直下型地震では震源は真下にあり、いちばん近い地震計が地上にあるために、
肝心の震源近くの揺れが強いところでは緊急地震速報が間に合わない。

そもそも緊急地震速報の最大の問題は、警報が間に合ったとしても、警報を
聞いてから地震が来るまでにほとんど時間がないことだ。

恐れられている南海トラフ地震が起きた時に、横浜で10秒ほど、東京でも
10数秒しかない。
しかも遠くなるほど揺れも小さくなるから、20秒以上になるところで
知らせてくれても、警報の意味はあまりない。

この時間では、走っている新幹線が完全に停止することはできまい。
工場でも大きな機械をこれほど短時間で止めることは不可能だ。
今まさに手術が行われている病院で、手術の中断に間に合う時間でもない。

海溝型地震でも多くの場合、最も震源に近い海岸近くの地震計で揺れを
感じてから計算を始める。
つまり、いちばん揺れが大きくて危険な地域には、この緊急地震速報は
間に合わないのである。

しまむらひでき/地震学者
1941年東京生まれ。武蔵野学院大学特任教授。東京大学大学院地球物理学
博士課程修了。東京大学助手、北海道大学教授、北海道大学地震火山研究
観測センター長、国立極地研究所長などを歴任。
専門は地球物理学(地震学)。一般書、児童書ともに著書多数。
「地震と火山の島国ー極北アイスランドで考えたこと」で産経児童出版
文化賞を受賞。他に講談社出版文化賞、日本科学読物賞などの受賞歴を持つ。
ポーランド科学アカデミー終身会員。



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