発酵水は、母なる海の恵みの日本在来の天然海藻(緑藻類・褐藻類・紅藻類)
およそ30種類を独自製法で長期自然発酵させて、手づくりで原液づくりをしている発酵飲料です。

なぜ?日本タンポポは西洋タンポポに駆逐されたのか





今日は、「なぜ?日本タンポポは西洋タンポポに駆逐されたのか」をお伝えします。

私が住んでいる静岡県では、3月頃からタンポポがたくさん見かけられるようになります。
ちなみに、静岡のタンポポは、日本タンポポの分類では関東タンポポが多いみたいです。

子供の頃から、タンポポがあまりにも身近すぎて、実はタンポポのことをあまりよく知らなかったということに気づきました。

まず一番知りたかったのは、庭や周りに生えているタンポポが、日本タンポポなのか、西洋タンポポなのかという素朴な疑問ですが、
答えから先に言いますと、西洋タンポポでした。

その見分け方はいたって簡単で、花の下部にある苞(ほう)が上に向いているのが日本タンポポで、下に向いている(外側にそり返る)のが西洋タンポポだということです。
もう日本中のタンポポのほとんど大半が今は、西洋タンポポだというのが現実だそうです。

でも、何年か前の情報によると、ちょっと明るい兆しですが、日本タンポポの勢いが少し盛り返してきていると聞きました。

日本古来の在来種である日本タンポポは、残念ながら食用としてヨーロッパから輸入された西洋タンポポに駆逐されてしまい、今や大変希少な存在に変わってしまったといいますが、ではなぜ、そうなってしまったのでしょうか?

私は単純に西洋タンポポのほうが生命力が強いからだ、と思っていましたが、実はそうではなかったんですね。

主な2つの原因

1.日本は土壌が酸性なんですが、日本タンポポはその酸性の土壌を好むにもかかわらず、コンクリートの普及などにより土壌がアルカリ性に変わってしまったために、その結果、アルカリ土を好む西洋タンポポが勢力を増大して全国に拡大した、というのが原因のようなのです。

つまり、人災の側面が否めない、ということになります。
※ちなみに、コンクリートのアルカリ性は、私が仕事にしている「海」の生態系にも大きな影響を与えています

2.もう一つの原因としては、日本タンポポは自家受粉できませんが、西洋タンポポは自家受粉ができる、というのがとても大きな影響を与えているようです。

〇自家受粉とは?
・三省堂 大辞林
花粉が同じ個体にあるめしべの柱頭につくこと。同一の花の中で起こる場合を自家受粉という。
・学研キッズネット
一つの植物の花粉が、同じ株(または同じ花)のめしべに付いて、受粉すること。
エンドウ・トマト・イネ・ムギ類などでみられる。

以上の二つの大きな要因により、西洋タンポポがここまで勢力図を拡大したということがよく分かりましたが、効用の面ではどちらも同様ということです。

タンポポの根(漢方生薬名:蒲公英、ハーブ名:ダンディライオン)や葉は年中いつでも利用できます。

その素晴らしい効能効果とつくり方や利用法などは明日ご紹介いたしますので、ぜひ皆さんの健康と美容にお役立てください。
2020年04月25日 17時44分投稿分の再投稿

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なぜ?日本タンポポは西洋タンポポに駆逐されたのか

『身近な山野草のすべて』 斎藤文治著 アドア出版タンポポ
 
〇キク科
ひとくちにタンポポといっても、世界中に仲間が数百種もあり、日本だけでも約26種あります。
そのうち主なものを見てみましょう。

<仲間>
カントウタンポポは、関東から静岡に至るまで、昔は普通にあったものですが、今はほんとうに少なくなってしまいました。
セイヨウタンポポに駆逐されてしまったのです。
それでも都市内で見られないわけではなく、例えば東京の青山墓地には、たくさん生えています。
シロバナタンポポも見られますが、これは関東から九州のもので、この頃では珍しいものになっています。
その他、カンサイタンポポは関西以南に、エゾタンポポは中部地方以北にと、それぞれの地方のものが見られます。

現在、平地ではタンポポがたくさん見られますが、それはほとんどがセイヨウタンポポです。
昔どこにでもあったニホンタンポポが少なくなったのはなぜなのでしょうか。

コンクリートで固められた土地はアルカリ化してきて、酸性土壌を好むニホンタンポポは生存できず、いっぽうアルカリ土に適したセイヨウタンポポは、たくましく花を咲かせて種子をまいているのです。
それに在来種は自家受粉ができないのに対して、外来種はそれができるので、ますます旺盛に繁殖してきました。

もともと食用に輸入されたものがこのように増えたのですから、食べ方をいろいろ工夫して料理づくりをしてみましょう。

<タンポポを食べる>
タンポポはもともと、食用としてヨーロッパから入ってきたものですが、あまり身近にあるせいか、食べる人は少ないようです。
タンポポにはビタミン類やミネラルが多く含まれているので、もっと食べてみてはいかがでしょう。
タンポポの葉は育ってもそれほど硬くならないので、いつでも利用出来ます。

まず、若い葉はサラダでどうぞ。
また、ゆでておひたしや汁の実にもなりますが、ときには苦みの強いものもあります。
ゆでてから噛んでみて苦かったら、しばらく水にさらして苦みをとります。
生のままの葉の天ぷらも、おいしくできます。
花は天ぷらや、ゆでて酢の物に。根はきんぴらにします。

世界大戦中のドイツでは、タンポポのコーヒーを飲んでいたそうで、これは根を干してローストし、粉にひいて使います。

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