発酵水は、母なる海の恵みの日本在来の天然海藻(緑藻類・褐藻類・紅藻類)
およそ30種類を独自製法で長期自然発酵させて、手づくりで原液づくりをしている発酵飲料です。

栄養学の新常識!消化と吸収の間に「発酵」が




あまり聞きなれませんが、最近「発酵性食物繊維」や「高発酵性食物繊維」という言葉を耳にするようになりました。

カテゴリーとしては、六大栄養素の「食物繊維」(水溶性・不溶性)の一種ですが、食事から摂取すると腸内で「発酵」されて、様々な健康効果を発揮するものを指します。

私がいつもおすすめしている海藻も、「発酵性食物繊維」が豊富な食品の一つになります。

そして更に注目されるのは、
従来の栄養学では、食事で摂取した栄養素は消化→吸収→排泄の順で進むとされてきましたが、最新の栄養学では、消化と吸収の間に「発酵」が入り、消化→発酵→吸収→排泄の順で進むのが新常識とされています。

それでは、発酵性食物繊維が腸内で発酵されることにより、何が産生されてどんな効果があるのか?
そして、発酵性食物繊維にはどんなものがあるのか?一例について、わかりやすく解説してくれている婦人公論.jpさんの記事を、下記のアドレスからご覧になり参考にされてください。

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健康寿命を伸ばすカギとなる「発酵性食物繊維」は、腸内で発酵することで効果を発揮!含まれている食品は?
「高発酵性食物繊維」が最も効果的
内藤裕二 「婦人公論.jp」編集部 2024年10月29日
https://fujinkoron.jp/articles/-/14385

「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」を健康寿命といいます。
健康寿命は、バランスの取れた食事や適度な運動などにより伸ばせるとされていますが、もう1つ重要なのが「腸内環境」です。

〇栄養学の新常識「発酵」
腸内環境の権威である京都府立医科大学内藤教授によると、『近年栄養学の新常識として「発酵」が重要視されている』といいます。

従来、食事で摂取した栄養素は「消化」「吸収」「排泄」の工程を経ると定義されてきました。

しかし最近になって、消化と吸収の間に、体内での「発酵」の工程があることがわかってきました。
この発酵によって作り出される代謝物が、健康寿命の延伸につながると考えられています。

特に注目なのが、「短鎖脂肪酸」という代謝物です。
食物繊維の一種である「発酵性食物繊維」を摂取することで産生され、腸内環境を整える作用があります。

これにより大腸がんリスクが抑えられたり、腸管免疫が向上し、全身の免疫力向上につながったりと、さまざまな健康効果が期待できます。

発酵性食物繊維は、果実類や豆類、海藻類などから摂取することができます。

〇「高発酵性食物繊維」が最も効果的
食物繊維には様々な種類があり、種類により発酵性もそれぞれ異なります。

特に発酵性が高いのは「高発酵性食物繊維」で、グアー豆食物繊維やイヌリン、水溶性ペクチンなどがこれに該当します。

なかでも、グアー豆からとれる「グアー豆食物繊維」は便秘と、やや柔らかめの便の両方を改善する効果などが認められています。

グアー豆食物繊維は近年、企業の間でも注目されつつあり、ふだんの食事に混ぜて食べられる粉末タイプの商品なども開発されています。

通販サイトでの購入が可能なので、気になった人は試してみてはいかがでしょうか。


食物繊維の種類と、それを含む食材の例。


出典=WEBオリジナル

内藤裕二
医学博士。京都府立医科大学大学院医学研究科教授
酪酸菌と健康長寿の関係など、長年、腸内細菌を研究しているエキスパート。『すごい腸とざんねんな脳』『70歳からの腸活』『不調の9割は腸が解決してくれる』など著書多数
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