発酵水は、母なる海の恵みの日本在来の天然海藻(緑藻類・褐藻類・紅藻類)
およそ30種類を独自製法で長期自然発酵させて、手づくりで原液づくりをしている発酵飲料です。

縄文時代の主食「どんぐり」の食べ方と凄い効果





秋の恵み、大自然からの贈り物「どんぐり」の高い栄養価と効能効果をご紹介します。
昨今何かと話題のどんぐりですが、古代の縄文時代から食べてきて、縄文人の主食だったといわれています。

私は個人的に大注目している食物の一つです。
なぜなら、過去記事でお伝えした雑穀の「ヒエ」(アワやキビなども)と同様、長期保存ができて備蓄に適しているからです。

災害大国の日本に住む私たちは、万が一のときためにできるだけの備えが必要だと思います。
いろいろな防災用品もありますが、やはりなくてはならない主食の食糧と水が欠かせません。

その主食に向いている食糧の一つがどんぐりだと思います。
栄養価が高くて腹持ちが良くて、しかも無料、タダです。
飢餓や飢饉に備え乗り越えてきた、先人先達の叡智を今こそ現代に甦らせる時かもしれません。

そのどんぐりの食べ方や栄養素、効能効果などを教えてくれたのはTetsuya Tsujiさんです。
ちなみに、どんぐりはお隣の韓国では、日常的に食べている国民食だそうです。

それでは、詳しいことはTetsuya Tsujiさんのブログを転載させていただきますので、参考にされてください。
※一部編集致しました

これからもどんぐりの様々な情報をご紹介していきたいと思いますので、ご興味がある方はお楽しみに。

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縄文時代の主食『どんぐり』の食べ方
Tetsuya Tsuji Facebook 2021年2月15日

■縄文時代の叡智 どんぐりはスーパーフード
小麦や白米からどんぐりに転換すると、素晴らしい健康効果が実現できます。
しかもタダです!!
野生食は、天寿(250歳)の登竜門です。
経済無くても、野生食、野生素材、衣食住で、健やかで幸せが滿ち溢れます。

■どんぐりをたくさん拾えたら食べてみましょう
そして、拾ったどんぐりを庭に撒きましょう。
種から芽が出て、2~3年でどんぐりが食べられます。

1.どんぐりを選別する
①新鮮などんぐりを選ぶ
②拾ってきたどんぐりを水に入れて、沈んだどんぐりだけ使います。
(水に浮いたどんぐりは古くなっています)
③どんぐりを選別する
・アク抜きが必要なものと、必要のないものに分けます。
・拾うときに前もって分けておくと便利です。
また、アクのほとんどないものや、アクの少ないどんぐりを選んで拾うとアクぬきの手間がはぶけます。

〇アクがほとんどないどんぐり=スダジイ、ツブラジイなど
〇アクが少ないどんぐり=マテバシイ、シリブカガシ、イチイガシなど
〇アクがあるどんぐり=シラカシ、アラカシ、アカガシ、ツクバネガシなど
〇アクが多いどんぐり=コナラ、ミズナラ、クヌギ、アベマキ、カシワなど
※アクのあるどんぐりは、アク抜きをしてから料理します。

2.アクを抜く
①まず、どんぐりをペンチやハンマーなどを使って割り、殻と薄皮をはがしておきます。
②どんぐりを細かくしてからアクを抜くと、アクを抜きやすいです。

〇アクの少ないどんぐりの場合
そのままでも食べられますが、どんぐりのアクを抜くときには水をはった容器につけておきます。

〇アクのあるどんぐりの場合
・水をはった容器につけておき、なんどか水を入れ換えます。
・少し食べてみて、渋みがなくなっていればOKです。
・早くアクを抜きたいときには、鍋で煮てから水につけておきます。
・少し食べてみて渋みがなくなっていればOKです。

〇アクが多いどんぐりの場合
・鍋でなんどか水を入れ換えながら煮ます。
・少し食べてみて渋みがなくなっていればOKです。
・重曹やワラなどの灰を使うともっとアクが抜けます。
・重曹や灰と一緒にどんぐりを鍋で煮ることを、水を入れ換えながら何度か繰り返します。
※重曹を使う場合には、どんぐり200グラムにつき重曹を小さじ2~3杯ぐらい。
※灰を使う場合には、どんぐりと同じぐらいの重さを入れて煮ます。
・少し食べてみて、渋みがなくなっていればOKです。



3.どんぐりの食べ方
①生どんぐり
・スダジイ、ツブラジイ、マテバシイなどのどんぐりは、アクが少ないので、殻と渋皮をむいて生でも食べられます。
ただ、味がほとんどないので炒ったほうが美味しいです。

②炒りどんぐり
・道具:フライパン
・材料:塩少々、
・どんぐり(スダジイ、ツブラジイ、マテバシイ、シリブカガシなどのアクの少ないもの)
アクがほとんどないどんぐりか、アクの少ないどんぐりを使います。
・殻のついたままのどんぐりをフライパンに入れ、弱火でこげつかないように炒ります。
火が強いと、どんぐりがはじけて飛ぶことがありますので注意してください。
フライパンにフタがあればフタをしておきましょう。
・どんぐりの香ばしい香りがしてきたらできあがりです。
どんぐりの殻に割れ目が入っています。
・殻と薄皮ををむいて食べます。
味がついていないので塩をふって食べるとわりとおいしいです。
※アク抜きをしてないので食べすぎに注意してください。

③どんぐりコーヒー
・道具:ペンチ、ほうちょう、フライパン、ヤカンなど
・材料:どんぐり(スダジイ、マテバシイなど)
・どんぐりをペンチなどで割って、殻と薄皮をはいで中身を出します。
・包丁で薄切りにして、水につけアクを抜きます。
・天日干しにします。
・フライパンで炒ります。
こおばしい香りが少ししてきます。
・やかんなどで煮出します。
・美味しいどんぐりコーヒーのできあがりです。
少し、麦茶に似た味がして、飲みやすかったです。

■深まる秋の風物詩、どんぐり。
そんなどんぐりが美味しく食べることが出来ると言うのをご存知ですか?
最近では日本でも、どんぐりは健康自然食品として、その栄養価や効能が注目されてき始めました。
お隣り韓国では国民食の一つとも言われ、街を歩くとどんぐり料理の専門店を見つけることも出来ます。
また、スーパーの豆腐売り場には必ずどんぐり寒天(どんぐりゼリー)が並び、子供の間食としても好まれ、食堂や居酒屋の定番メニューの一つでもあります。
おそらく世界で一番どんぐりを食する国は韓国ではないでしょうか?
そんな韓国のどんぐり料理の数々から、どんぐりの魅力に迫ってみようと思います。

■驚きのどんぐりの栄養素
①どんぐりの種類によって弱冠の差はありますが、栄養素として主に、炭水化物が60%、脂肪が20%、タンパク質が6%含まれています。
②中でもビタミンCが多く、ビタミンB1、B2、B6やビタミンK、葉酸やミネラルを多く含む、超・自然派健康食品の一つなのです。
③最近では、どんぐりの中に含まれる「アコニック酸」が体内の重金属などの有害物質を排除してくれるデトックス効果が注目され、隠れたスーパーフードとして人気を集めています。
④また、どんぐりの成分で1~5%ほどを占めるタンニンですが、多くはアク抜きの過程で除去されます。
しかし、残った適度な量のタンニンは毛細血管を丈夫にする働きがあり、胃腸の弱い人の胃の粘膜を保護する働きがあるため、下痢止めの効果が高いことで有名です。

〇韓国の『東医宝鑑』では、
・頻尿や不規則な便意に悩む人、水分代謝が悪く身体がむくみがちな人はドングリ寒天(どんぐりゼリー)を食べると良いと記されています。
・また、栄養価が高く、低カロリーで腹持ちが良いために、韓国では身近なダイエット食品としても人気ですし、生活習慣病の予防にも効果的だと言うことで更に注目度が高まっています。
・しかし、過度な摂取は便秘を引き起こすこともあるので食べ過ぎには注意です。
・普段の間食や盆正月の名節料理、宮廷料理から食堂や居酒屋のメニューにも頻繁に顔を出す数々のどんぐり料理が、韓国女性のスラリとした脚やお肌の美しさの秘訣かもしれませんね。
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