発酵水は、母なる海の恵みの日本在来の天然海藻(緑藻類・褐藻類・紅藻類)
およそ30種類を独自製法で長期自然発酵させて、手づくりで原液づくりをしている発酵飲料です。

海藻のウ〇〇〇感染を激減させる解毒効果





   


海藻のウ〇〇〇感染を激減させる解毒効果
2021年09月18日 16時52分投稿分の再投稿

コ〇〇感染が叫ばれ始めた頃、「日本一海藻を食べる岩手県と感染症1と2」をブログ記事にしました。
その時は間髪を入れず、消費者庁からメールがあり、ここからここまでを削除するか訂正するようにと、何か所も修正を求められた経緯があります。

パンデミックの始まり頃だったので、消費者庁もピリピリして、規制をかけるのに躍起になっていたんだろうと思います。

また先日のブログでは、「緑茶のウ〇〇〇解毒効果」をお伝えしましたが、少しでも皆さんのお役に立ちましたでしょうか?

また日頃私は皆さんに、もっと海藻を食べるようにおすすめしていますが、その海藻のヌルヌル成分の粘性多糖類(水溶性食物繊維)などが特に、ウ〇〇〇感染防止に効果があるという情報がありましたので、ご紹介させていただきます。

なお、記事中の④ポリフェノールのところで、「日本人は海藻を分解できる酵素を持っています」とありますが、大変失礼ながらこれは間違いだと思います。
というのは、私たちの腸内の消化酵素では海藻の水溶性食物繊維の固い細胞膜を分解、消化することができないとされているからです。

その代わりとしてではないですが、一部の腸内細菌のエサとなり、短鎖脂肪酸やビタミン、ミネラル、酵素、ホルモンなどの生理活性物質を生成してしていると言われています。(謹んで訂正させていただきます)

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ウイルス感染を激減させる海藻に含まれる4つの成分とは?
seigo 【科学的裏付け・論文引用あり】
執筆日:2020年4月14日、更新日:2021年8月25日
https://ultimatelyhealthylife.com/express-article/four-components-contained-in-seaweed-that-dramatically-reduce-viral-infection/

新型コロナウイルスのACE2受容体への結合を妨げると言われている海藻成分が、また改めて大切になってきましたので、復刻版の記事を掲載致します。
ーーー 2020年4月14日の記事より ーーー

海藻には少なくとも4つの優れた成分が含まれており科学的に判明しており、抗ウイルス効果や免疫細胞の放つサイトカインの放出を整えたり、免疫力アップに繋がる作用があります。

特にネバっとするある多糖類(食物繊維)と、あるたんぱく質がウイルスにくっついて、ウイルスが細胞に入り込むのを邪魔することで感染を防いでくれます。

今回はその成分について科学的な論文を引用しながらご紹介します。

① 多糖類
多糖類とは、グルコースやマンノースなどの単糖が長くつながったものの総称で、広義では10個以上の単糖が結合することで構成されている炭水化物のことです。

一般的に多糖類と言えば、でんぷんと食物繊維が挙げられますが、体内で分解されてエネルギーになるでんぷんと、分解されない食物繊維はまったく性質が異なります。

そして海藻に含まれる素晴らしい多糖類ですが海藻によって種類が異なります。
〇海藻の多糖類
茶色い海藻 : フコイダンやアルギン酸
赤い海藻 : カラギーナン
緑の海藻 : ウルヴァン(ulvans、硫酸化細胞-障壁多糖類 )

これらの多糖類は、ウイルスにくっついて、ウイルスが細胞の表面に付着するのを防いでくれるのです!

参考文献:Antiviral and Cytotoxic Activities of Polysaccharides Extracted from Four Tropical Seaweed Species. (4つの熱帯海藻種から抽出した多糖類の抗ウイルスおよび細胞毒性活性)
Natural Product Communications, 2017


アカモク(ギバサ)の汁物

② レクチン(タンパク質)
レクチンとはタンパク質の一種です。
特に糖に対する特異的な結合活性をもった物質の総称として用いられます。

ウイルスは人間の細胞に結合するときに、ウイルスの周りにある突起がくっつきますが、これが糖のくっついたタンパクでできているため、これにレクチンがくっついて不活性化してしまう性質があります。

〇海藻のレクチン
次に海藻に含まれるレクチンについてですが、
あおさなど海藻類のレクチン(マンノース特異的海藻レクチン, mannose-specific seaweed lectin)はエイズウイルス(HIV-1)の突起にある糖タンパク質(GP120)に作用してウイルスの侵入を防ぐ作用があります。

参考文献:Mannose-Specific Lectins from Marine Algae: Diverse Structural Scaffolds Associated to Common Virucidal and Anti-Cancer Properties(海藻からのマンノース特異的レクチン:一般的な殺ウイルス性および抗癌性に関連する多様な構造的足場)
Mar Drugs. 2019

紅藻のカザシグサ
紅藻(こうそう;カザシグサ)から抽出された高マンノースオリゴ糖結合レクチンのグリフィスシンは、抗ウイルス剤のベストな候補として研究されていますが手に入りません。
紅藻は購入できますが、コロナウイルスへの効果はまだ研究中です。

③ 亜鉛
亜鉛は海藻に含まれ、免疫に重要な役割があります。
特にSARSウイルスが細胞内に侵入した後にRNAポリメレースとくっついて、ウイルスの増殖を3~4倍も減らしてくれるという研究結果があります。( アビガンも同じようにRNAポリメレースとくっついてRNAの複製を阻害します)

参考文献:Zn2+ inhibits virus and arterivirus RNA polymerase activity in vitro and zinc ionophores block the replication of these viruses in cell culture.(Zn2+は培養器の中でウイルスとアルテリウイルスのRNAポリメラーゼ活性を阻害し、亜鉛イオノフォアは細胞培養におけるこれらのウイルスの複製をブロックする)
PLoS pathogens, vol. 6, no. 11, 2010. (PLOS)

④ ポリフェノール
ポリフェノールなどの抗酸化物質も抗ウイルス作用があるようです。
引用文献:Virucidal and Synergistic Activity of Polyphenol-Rich Extracts of Seaweeds against Measles Virus

しかも日本人は海藻を分解できる酵素を持っています。
ただ食べ過ぎは甲状腺に影響するかもしれませんので、毎日少しずつ取り入れたいものです。

以上、海藻の4つの素晴らしい成分ですが、海藻を多く食べる地方は新型コロナの感染が低く抑えられているようです。
100年前のスペイン風邪の時も海藻をよく食べる日本の地域は感染者が少ないという結果が出ていました。

海藻を食べ続けている日本人。
これには歴史的に感染症を防いでくれていたという隠れた秘密があったようです。
それが今, 科学的にも解き明かされようとしています。
日本人でいることに改めて感謝です!

seigo
20余年アメリカで遺伝子治療&幹細胞の研究者をやってきました。
特に遺伝病の間違った遺伝子をピンポイントで修復し、元に戻す技術開発です。
理学博士(Ph.D. )
アメリカ生活で学んだアンチエイジングなど健康に関する知識をシェアしたいと思います。
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