発酵水は、母なる海の恵みの日本在来の天然海藻(緑藻類・褐藻類・紅藻類)
およそ30種類を独自製法で長期自然発酵させて、手づくりで原液づくりをしている発酵飲料です。

発酵水の新たな概念


宇宙エネルギーのイメージ


藻場(海中林)のジャイアントケルプ


2022年1月仕込み 発酵水原液の熟成中


発酵水の新たな概念
2020年06月17日 12時19分投稿分の再投稿

今日は「発酵水の新たな概念」についてお話いたします。

発酵水は50年以上の歴史があります。
私が発酵水と出逢い、仕事として始めてから今年で26年目になります。
忘れもしない阪神大震災の起きた年です。

発酵水はエビデンスがほとんどないため、今だにわからないことが多い水です。
でも、50有余年の中でもちろん、いろいろな検査分析を試みたことがありますが、残念ながらそれらのデータは阪神大震災のときに消失してしまいました。

でもそれらの内から記憶として残ったものがあります。
例えば主な成分についてですが、
アミノ酸、ミネラル・微量元素、酵素、葉緑素、粘性多糖類(水溶性食物繊維)、新生代謝産物などを含むクエン酸状の有機酸の水ということです。

そして、ミネラル類は、カルシウムやマグネシウムが多く、カリウムやナトリウムが少ないこと。
また、鉄や亜鉛やケイ酸などが多いとされています。

この発酵水という水のカギを握るのは、これを醸造する元になる「海藻腐植化原料」です。
これは平ったくいうと、複合海藻群が自然発酵されてできた、肥沃な腐植土のようなものです。

大地の樹木や草花などの有機物は役目を終えると、自然発酵されて、最後には土に還ります。
発酵水の原料の場合は、海岸線に打ち上げられた天然の海藻群が、大自然の普遍のエネルギーと悠久の年月をかけて自然発酵されてつくられます。
なので、見た目は腐植土に似た感じです。

その大きな違いは、大地の有機物が発酵したものなのか、海の海岸線で海藻群が発酵したものなのかという点です。
実はこの違いが大きなポイントで、今日のテーマである「発酵水の新たな概念」に繋がります。

実は正直に言いますと、発酵水の歴史は試行錯誤の連続でした。
それは現在も続いていますが・・・

なぜかといいますと、エビデンスがないからです。
今のこの科学の全盛時代において、エビデンスがないということは致命的になりかねません。

事実、この26年というものはエビデンスがないことをどのようにして補い、どうやって説明していくかがすべてでした。
そのため、大学や病院やクリニック、介護施設、訪問看護ステーションなどの医療機関とタイアップして、臨床試験やモニターテストなどを繰り返すことに終始しました。

例えば、
・大阪府寝屋川市の某総合病院では、褥瘡の臨床試験
・兵庫県加古川市の某クリニックでは、C型肝炎とアトピー性皮膚炎の臨床試験
・三重県松阪市の某クリニックでは、花粉症のモニターテスト
・静岡県焼津市の某総合病院では、老人病棟で褥瘡の臨床試験
この他にも、岡山大学、三重大学、鈴鹿医療科学技術大学、広島県福山市の病院、岡山県岡山市の病院、三重県津市のクリニック・介護施設、愛媛県松山市の総合病院、高知県高知市のクリニックなど多数におよびます。

振り返りますと、今から遡ること20数年前に札幌市で、C型肝炎用の飲料を開発製造したことから始まりました。
エビデンスがない部分を、大学病院や総合病院、クリニックなどの臨床治験やモニター試験で効用効果を証明するという夢を追い続けて、ほとんどの労力をそれらに費やしました。

でも、これらの実績はそれなりのノウハウとなり、けっして無駄ではありませんでしたが、所詮、薬ではなく清涼飲料水なので、一切効用効果を標榜してはならないという「薬事法」に規制されて、表示したりすることは叶いませんでした。

発酵水という水は成分が多種類なので、説明するのがなかなか大変で、分かってもらいにくいところがあります。
なので、この10何年かは、いろいろな成分の中から「酵素」を取り上げて、「海の酵素」として説明してきました。
シンプルイズベストで、OEM先やそこのお客様たちにも徐々に分かってもらえるようになりました。

ですが、発酵水にとりましては、酵素も大切な機能の内の一つということなのです。
一つひとつ切り取って証明する現代の栄養学や科学ですが、でも発酵水はそれだけが全てではないのです。

そうした中で、数年前から、発酵水という唯一無二の水のことを、もっと一人でも多くの人に知っていただいて、公のために貢献したいという思いがドンドン強くなりました。
そのために、発酵水の世界、「発酵水ワールド」を築きたいと思い、昨年の令和元年を機に、新規事業をスタートいたしました。

これまではOEM企業に向けて商品を供給してきましたが、これからはお客様と直に接して、発酵水の様々な情報交換をしていきたいと思っています。

さて、長くなりましたが本題です。

今の栄養学などでは、例えば
・タンパク質が体をつくるので、植物性タンパク質が豊富な大豆類、動物性タンパク質が豊富な肉や魚を食べるのがよい
・炭水化物(糖質)がエネルギーをつくるので、ごはんや麺類、果物などを食べるのがよい
・ミネラルがあらゆる代謝に欠かせないので、野菜や海藻などを食べるのがよい
などとされ、皆さんもそうして食べていませんか?

でもいくら栄養のバランスを考えて食べたとしても、
それがそのまま体に吸収されるかどうかは、まったく別問題なのです。

もし必要な栄養素が全て満たされたものを摂取したとしても、どれがどれだけ吸収されるかは人それぞれ違いますので、今の栄養学や医学ではまだ分からないことが多いのです。
それなのに、〇〇食品に〇〇栄養素が〇〇%入っているから体に良いから食べるといいとかは、もはや通用しないと思います。

そしてまた、私たちの体も食べた栄養素そのまま使って出来るのではありません。
腸内酵素や腸内細菌が食べた物を体にとって必要なものにつくり替えたりして、命が営まれています。

では食べるって、どういうことなんでしょう?

食べるということは、
命や健康にとって、あれが良いから、これが良いからという栄養素を摂るのではなくて、
その食べた物が持つ、「命そのもの」「生命エネルギー」「生態系丸ごとのエネルギー」「環境場のエネルギー」など、表現はいろいろありますが、その食物に凝縮された土壌や太陽光や風雨などの様々な環境エネルギーから生まれた、生態系丸ごとのエネルギーをいただくことだということに改めて気づかされました。

大げさになるかも知れませんが、
大宇宙、銀河系宇宙、太陽系宇宙、地球のエネルギーをもいただくことだと。
これらのあらゆるエネルギーを食物を通して戴くこと⇒それが「食」だということを。

つまりこのことは、発酵水にもそのままあてはまります。
発酵水をつくる元になる海藻腐植化原料は、天・海・地のエネルギーでつくられますので、
1.天のエネルギー
宇宙線、太陽光、暴風雨などの普遍のエネルギー
2.海のエネルギー
1日2回の満潮と干潮による間断なく続く横波や縦波の海流エネルギー、さらに海水圧エネルギーなど
3.地のエネルギー
①海と陸の微生物の発酵エネルギー
海岸線に打ち上げられたおよそ30種類の複合海藻群が、海岸線の多種多様な海の微生物群や陸の微生物群によって常温自然発酵される発酵エネルギー
②地磁気・シューマン波エネルギーなど
4.1~3の普遍のエネルギー+悠久の時間エネルギー
などなど。

これらの天・海・地と時間の総合エネルギーの働きで、発酵水原料がつくられると考えられます。
そして、こうしてつくられた原料に、大井川伏流水の湧水を加えて攪拌し、長期熟成させて「発酵水」が出来上がります。
※南アルプス→大井川からの水エネルギーなども加わります。

発酵水を飲用することは、アミノ酸や酵素、ミネラルやクエン酸などの栄養素を摂るだけではなく、
本当はこれらの「生態系丸ごとのエネルギー」「環境場丸ごとのエネルギー」を摂ることなんだということに改めて気づかされました。

奇しくも、大切な気づきをいただいた今日は、両親やご先祖様、神様から命をいただいた日です。
素晴らしい日になりました。
ありがとうございます。

また、もちろん、エビデンスも大事です。
科学的な説明知がないと、なかなか理解していただくことが出来ません。
エビデンスは今の時代、そしてこれからも避けて通ることはできませんので、できる範囲で挑戦していきたいと思います。

発酵水という水は、
80%が天・海・地の大自然が主役の創り手で、残りの20%を私がお手伝いさせていただいています。
なので、それを分かっていただける方たちと、お付き合いさせていただけたら本望で、本当に嬉しく有り難く思います。

今後共どうぞよろしくお願い申し上げます。


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