発酵水は、母なる海の恵みの日本在来の天然海藻(緑藻類・褐藻類・紅藻類)
およそ30種類を独自製法で長期自然発酵させて、手づくりで原液づくりをしている発酵飲料です。

『ルネ・カントンの海洋療法』ーただの海水で、病気が治っては儲からない



※朝日と共に出港する漁船 駿河湾和田浜より


※早朝の出漁風景 駿河湾和田浜より


過去記事(2021年07月19日11:21:00)『ルネ・カントンの海洋療法』で、海(海水)の持つ素晴らしい力を
お伝えしました。

今日はそれの続きとなりますが、ルネ・カントンさんの功績をご紹介した竹元 久了さんのブログから
『ただの海水で、病気が治っては儲からない』をお伝えします。

私たちはけっして忘れてはなりません。
私たち人間は、体の中に「古代の海」を持っているということを。
血液や体液中に、そして腸内などすべてに。

私はよく皆さんに、海に行くようにおすすめしています。
地球上の全生命の故郷の海(地球羊水)に行くと、海の呼吸(満ち引き)と私たちの呼吸が共振共鳴され、
シンクロされて、癒されて元気になります。

海(海水)の持つ力については、他にも過去記事で何度もお伝えしていますので、そちらも参考にして
いただけますと幸いです。

海(海水)と共通性を持つ発酵水づくりを続けておよそ30年、このルネ・カントンさんを始めとした
先人先達からいただいたエールのお陰で背中を押されて、信念をもって続けることができました。
心から感謝致します。

それでは、竹元 久了さんのブログから、「ザ・フナイ」の中で船瀬俊介氏が連載している記事の
「生体機能を向上させる驚くべき海水療法」の要約をご紹介させていただきます。
(※なお、現在、竹元 久了さんのfacebookアドレスは無効となっています)


「ただの海水で、病気が治っては儲からない」
竹元 久了 2022年2月18日 17:23
https://www.facebook.com/groups/606558729459957/user/100008370706191/


ルネ・カントン Rene Quinton 1866-1925 を皆さんは彼をご存じだろうか。
彼は1907年、初めてのクリニックをオープンしてから、血液の濃度まで薄めた海水を病人に輸血し、1910年までにフランス国内で約70ものクリニックを開き、50万人以上の命を救った。
しかし、なぜか今ネットで「ルネ・カントン」の事を調べようとすると、あまりにも情報が少ないのである。
それはなぜか、ペニシリンや抗生物質が売られ始めてから、彼は歴史から消されかけたのです。
これは、「ザ・フナイ」の中で船瀬俊介氏が連載している記事の「生体機能を向上させる驚くべき海水療法」の要約である。
——————————————–
フランスの生理学者ルネ・カントンは、愛犬の血液を海水と入れ替え、実験前より生き生きとなり、海水が血液と同じ組成で、働きも同じであることを証明した。
体重が5キログラムの犬に同量の海水を犬の血管に注入した。
(90分かけて、犬に海水約3・5リットルを注入した。)
犬は腹部がふくれ、グッタリして 体温も下がり、腎臓排泄機能も弱まり、生命活動が低下していった。
ところが注入も終わるとすぐに体温が上がり、生理作用は回復した。
実験5日後にはすっかり回復し、元気を取り戻した。
体重も元に戻った。
海水によって、細胞生命は完全な状態で生きることをカントンは証明したのである。

第二の実験は、体重10キログラムの犬の血液を瀉血法で抜き取り、極限まで血を抜いた後に、前回同様、海水を注入するということである。
つまり、極限まで 血液を抜き取り、次に同量の海水を注入すると、どのようになるかという実験である。
(大量出血した患者に、海水で輸血したことと同じである。)
以下が観察された。
①白血球の増加 
②感染に対する抵抗 
③急速な活力回復 
④赤血球の急速再生
カントンは以下の衝撃事実を証明したのである。
「海水は生体内部の機能に働きかける優れた性質を持っている」
この公開実験は、世界中のメディアで取り上げられ、大反響を巻き起こした。

次にカントンは「白血球が海水中で生きる」ことを実験で証明しようとした。
使われたのは、
①哺乳類(犬、人、ウサギ) 
②両生類(カエル) 
③爬虫類(トカゲ) 
④魚類(テンチ) 
⑤鳥類(ハト)である。
実験は成功した。
①~⑤の動物も、海水に浸された白血球は、正常を保っていた。
つまり、「もっとも過敏な細胞の一つである白血球を、体内で血液と入れ替えた海水中でも生かしうる。」 
ということを証明したのである。

そこで結論は、「海水こそ、生命を生かす源である」 ということである。
カントンの実験は世上では絶賛されたが、学界からは猛烈な反発が巻き起こった。
既成学者は、本能的にカントンの登場に反感を抱いたのである。

逆風の中、カントンは新しい一歩を踏み出した。
それが、「海水療法」である。
「血液を海水に入れ替えられた犬は、活力が増した!」
「海水には生命力を活性化させる作用がある」と確信したカントンは、次のように考えた。

「多くの病気の原因は、人体の内部環境のバランスの乱れにある」
「海水の注入によって、損なわれたバランスを元の状態に復元する」
「局所に現れた病気を治療することが可能だ」
この病気への見解は実に画期的だった。

カントンの方法は、当時の医学界の寵児だったパスツールとは正反対のものだった。
つまり、病因をピンポイントで攻撃するパスツールの医学に対して、カントンの医学は、生体の全体的な素質の復元を目指すものだからである。

近代医学は、「症状」を「病気」と捉える誤った発想である。
だから、対症療法として薬物療法が主流になってしまったのである。
「症状」とは「病気」が治ろうとする「治癒反応」である。
だから薬物で「症状」を止めるほど「病気」は慢性化していく。つまり悪循環である。
これに対してカントンは、病気の原因を、生体的な素質の悪化にあるとして、「症状」を「病気」が治ろうとする現れと捉えるのである。

近代医学は、パスツールを称賛し、カントンを黙殺した。
その理由は、「ただの海水で、病気が治っては儲からない」 からである。

「海水で病気を治す!」信念は、臨床現場で次々と証明されていった。
①チフス → 昏睡状態の腸チフスの末期患者に海水を静脈注射すると、患者はみるみる回復し、死の淵から生還した。
②自殺未遂 → 服毒自殺を図った若者も海水を大量静脈注射で見事回復した。
③肝硬変 → 重症の肝硬変患者に「海水療法」を施すと、2週間後に退院できるまでに回復した。
④遺伝病 → 遺伝病を持つ母親たちに出生前治療として「海水療法」を施すと、遺伝疾患を持って生まれる子はゼロになった。「海水療法」の原理は、体質改善なので適応も驚くほど広い。
⑤小児疾患 → コレラ様腸炎、乳幼児中毒症、胃腸病、乳糖不耐症、栄養障害、梅毒、湿疹
⑥成人 → 肺結核、消化不良、皮膚病、婦人病、精神障害、神経症、急性中毒、筋無力症、うつ病、不眠症、老化、拒食症、貧血症、骨粗そう症
これらは、「海水が、血液の代替になる」ことの証明である。
特筆すべきことは、ロックフェラーの主治医であるホメオパシー医師が「海水療法」を取り入れているということである。

「海水療法」こそ、輸血に代替する究極療法であり、輸血、血液製剤は、近代医療の最大の失敗である。
輸血は、年間約200万人の患者に実施されている。
ある研究者は副作用で約10万人が殺されていると推計している。

引用

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