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およそ30種類を独自製法で長期自然発酵させて、手づくりで原液づくりをしている発酵飲料です。

腰の痛み「動いて治すのが世界の新常識」






腰痛で悩んだり、困ったりしている方への朗報です。

誰でもがご自分で簡単に腰痛を軽減し解消するやり方を、東京大学医学部附属病院特任教授 松平浩医師が教えてくれていますので、どうぞお試しください。
ポイントは「動いて治す」ことだそうです。

それでは、NEWSポストセブンさんの記事『動いて治すのが世界の新常識』を、下記のアドレスからご覧になり、参考にされてください。
わかりやすいイラスト付きです。

「動いて治すのが世界の新常識」
腰の痛みを解消するためのセルフケア体操
NEWSポストセブン 2022.10.07 16:00
https://www.news-postseven.com/archives/20221007_1800073.html?DETAIL

東大・松平式「腰痛これだけ体操」
写真2枚

多くの人が悩む体の痛みといえば「腰痛」ではないか。
厚生労働省の調査によると、腰痛は仕事が原因で4日以上休む疾患の「第1位」だ。
東京大学医学部附属病院特任教授で情報サイト『腰痛ケア.COM』監修者の松平浩医師が言う。

「私たちが2011年に全国6万5000人を対象に実施した大規模調査では、一生のうちに腰痛を経験する人の割合が83.4%に上りました」(以下、「 」内は松平医師)

腰痛と一口に言っても、その種類は症状や部位ごとに様々ある。
痛みに対処するには、まず、自分の感じる腰の「痛み」がどの腰痛に分類されるのかを把握する必要がある。

腰痛の8割以上は、痛みが3か月以上続く「慢性腰痛」や「ぎっくり腰」など、深刻な病因がない腰痛だという。
残りのなかでシニアに多いのが「脊柱管狭窄症」だ。松平医師はこう言う。

「慢性腰痛は、ストレスや姿勢の悪さなどの生活習慣によるものが大半で、医師が治療する“病気”とは違います。(痛みに投薬や施術で対処する)現代の腰痛治療が必ずしも上手くいくとは限りません。
実は腰痛は、動いて治すのが世界の常識です。

例えば、ぎっくり腰になった人を『できるだけ安静』『痛みを我慢できる範囲で活動』に分けて比較したところ、『安静』のほうが再発率が3倍以上も高かったとの研究結果があります」

そう語る松平医師が推奨するのが、「腰痛これだけ体操」だ(図参照)。

「不安やストレスによる脳機能の不具合が主な原因である慢性腰痛は、簡単な体操で痛みを緩和することが可能です。
まず、足を肩幅に開き、腰のベルトラインあたりに開いた両手をなるべく近づけて当てます。
顎を軽く引きながら両肘を内側に寄せるようにして、手首に近い部分で骨盤を徐々に前に押し込みます。

この時、ひざは曲げないで爪先に重心を置き、体を反らせて息を吐きながら3秒間キープします。
全体で10秒もかかりません。
この体操で背筋の筋肉がほぐされて、滞った血流が改善され、背筋の疲労が回復しやすくなることがわかっています」

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「痛み」「しびれ」に注意
体を動かすことすら難しい、ぎっくり腰のつらい痛みも、やはり体操で緩和できる場合もある。
違いは、横になった体勢で行なう点だ。

「まず『うつ伏せ』に寝て3分間深呼吸し、リラックスします。
枕を胸の下に入れ、脚を肩幅に開いてさらに3分間深呼吸。
下半身の筋肉もリラックスさせます。

続いて床に手をつき肘を立て、息を吐きながらゆっくり上体を反らします。
5~10秒間、その姿勢を保持したら、また戻ります。
この動作を10回繰り返します。
慣れてきたら、枕を外して肘を伸ばし、腕を立てて最大限、上体を反らせて5~10秒キープする。
これも10回繰り返します。

『これだけ体操』と同様に、血流を改善して背筋の疲労を回復させることに加え、不安や恐怖心を軽減させる効果が期待できます」

必ず注意しなければならないのが、運動中に「お尻から太ももに痛みやしびれが生じたらすぐに中止」することだ。

「体操中に片方のお尻から太ももにかけて痛みやしびれが生じたら、『脊柱管狭窄症』が疑われます。
運動を中止して、医師に相談してください。
脊柱管狭窄症は重度になれば手術の検討が必要ですが、軽度であれば自分でケアでき、痛みを緩和させることができます」

脊柱管狭窄症が原因の痛みは「腰痛ではなく主に坐骨神経痛」(松平医師)だというが、これを緩和するのが次の「ひざ抱えポーズ」だ。

「高めの枕に頭を載せて仰向けになり、椅子など高さがある物に両脚のひざを曲げて載せ、30分間リラックスします。
その際、足首は浮かせるようにして、時々動かすとよいでしょう。
その後、体をリラックスさせたまま、両ひざを両手で抱えて、深呼吸しながら20~30秒間キープします。
これは狭窄による神経の圧迫を取り除くポーズで、背中を曲げて足を上げたり、ひざを抱えることで脊柱管が拡張されて神経根への圧迫を減らし、神経の血流が改善されて痛みやしびれが緩和されます」

このように、多くの腰痛は「医者いらず」でセルフケアが可能な場合もあるが、両足にしびれが出るといった重度の脊柱管狭窄症はもちろん、「動かなくても痛みがある」場合は別の重病の可能性があるので注意が必要だ。

「例えば横向きに寝て安静にしていても疼いて、鎮痛剤を使用してもしばらく頑固な痛みが改善されない場合は、がんの転移など重篤な病気の可能性があるため、必ず医師の診断・検査を受けましょう」(松平医師)

日常の動作に大きく影響する腰の慢性痛。
「わざわざ医者に行くのは億劫で……」という人たちも改善を心がけたい。

※週刊ポスト2022年10月21日号
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