発酵水は、母なる海の恵みの日本在来の天然海藻(緑藻類・褐藻類・紅藻類)
およそ30種類を独自製法で長期自然発酵させて、手づくりで原液づくりをしている発酵飲料です。

海の森「藻場」と「流れ藻」の関係って?






1週間前、ブログ記事『海の生き物を守る「藻場もば)」」って?』をご紹介しました。
思っていたよりも多くの方に見ていただいて、とても嬉しく思います。

海藻離れが進む日本で、少しでも多くの方に海藻のことを知っていただき、ご自身の健康と元気で幸せな人生に役立てていただけるとこの上なく幸いです。

ちなみに、つい先日、自宅から一番近いスーパー富士屋でアカモクを購入して食べたのですが、これはいただけません。ダメです。もう二度と買うことはありません。
なぜなら、変に味が濃すぎて美味しくないですし、裏ラベルを確認したら食品添加物だらけでした。

できれば地元の用宗産を愛用したいと思うのですが、これはダメです。
ぜひ、大幅な改善をお願いします。
これでは海藻の消費が伸びるどころか、逆に海藻離れが進むと思います。

さて、今日の本題です。
海の森、海中林の「藻場(もば)」は多種多様な海の生命たちの命のゆりかご、命のオアシスとも称され、海の生態系にとってはなくてはならないものです。

でもその一部が、岩礁から引きちぎられたり、切り離されて海流に乗って海面を漂流する「流れ藻(ながれも)」になります。
有名なのでは、大西洋のサルガッソー海の「流れ藻」があげられます。

これは何十トン、何百トンに及ぶ巨大な浮かぶ海の森となって、航海する船にとっては非常に注意を要するものとなると聞いたことがあります。

この海流に乗って漂流する「流れ藻」もまた海の森となって、多種多様な海の生命体を育み守る重要な役割を果たしていることが知られています。

実は、発酵水をつくる元となる「海藻腐植化原料」には、フィリピンの東端を源とする海藻の群落「流れ藻」が黒潮海流に乗って日本の海岸線に流れ着き、気の遠くなるような年月をかけて長期自然発酵し、原料の一部となっているのではないかと考えられています。

それでは、わかりやすい「藻場と流れ藻の関係って?」の記事を下記のアドレスからご覧になり、参考にされてください。

藻場と流れ藻の関係って?
スーパー海藻まるわかり!教えて!アカモク先生 2019.03.28
https://sensei.akamoku.net/tips/772

流れ藻(ながれも)とは、海面に浮遊している種々な藻類や海草の総称です。

世界的には大西洋のサルガッソー海 (Sargasso Sea) の流れ藻が有名で、この流れ藻の大部分は、ホンダワラ属で構成されています。

そもそも「サルガッソー海」は、メキシコ湾流、北大西洋海流、カナリア海流、大西洋赤道海流に囲まれた海域のことを指し、浮遊性の海藻サルガッスム(=ホンダワラ類)にちなんで名づけられたそうです。

流れ藻は、日本でも初夏の沿岸水域で見られ、日本周辺ではホンダワラ属およびそれに近縁の属の植物が流れ藻の大部分を占めています。

これは浅海域の岩礁上に分布しているホンダワラ属の海藻、流れや波によって基質から引き剥がされ、沖合域に流されたものである(=藻場から切り離される)。 「藻場」と同様に、流れ藻も、海洋生物の生態系に深く関与しています。

アカモク 藻を刈る
ブリやアジなどの重要水産資源の稚魚が随伴したり、サンマなどが産卵基質にしたりと隠れるものの少ない海洋水面近くにおける一種のシェルターの役割や、流れ藻に住み着いて生活する魚もいます。

このように流れ藻は沿岸から沖合、沖合から沖合での生物の移動に関係する媒体となっているのです。

しかし、おおもとの藻場が減少している現状をご紹介しましたが、つまり言い換えれば流れ藻の減少にもつながっており、上記の海洋生物の隠れ場所や住処を奪っていることになるのです。
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