10月登場の新ワクチン 感染防止効果に懸念


名古屋大の小島勢二名誉教授が、10月導入予定の新ワクチンが「オミクロン株BA.4、BA.5に対する中和抗体の数値が低い」として、感染防止効果に疑問を呈しています。
その根拠となったのは、モデルナ社が6月末に公表した、オミクロン対応ワクチンの査読前論文です。
たしかに、Smart FLASHさんがモデルナ社の論文をもとに作成した、武漢株:初期のオミクロン株:現在流行中のオミクロン株に対する中和抗体の数値比較表では、一目瞭然で10月に予定されている新ワクチンが一番低いことがよくわかります。
にもかかわらず、まだワ〇〇〇接種を続けようとするのでしょうか。
もはやワ〇〇〇接種の意義は、「本来の感染予防から逸脱して重症化を防ぐ」にすり替わっているように思うのは
私だけでしょうか。
少しでも多くの人に知っていただきたい大事な情報だと思いましたので、ご紹介させていただくことにしました。
それでは、Smart FLASHさんが提供してくれた、わかりやすい図表入りの記事を下記のアドレスからご覧ください。
10月登場の新ワクチン BA・4、BA・5に「中和抗体の数値低い」論文データ…
名古屋大名誉教授が感染防止効果に懸念
Smart FLASH編集部 投稿日:2022.08.25 06:00
https://smart-flash.jp/sociopolitics/197267/1
【画像あり】小島医師の調査で、厚生労働省はデータを修正していた
「今のところ、即効的な妙案はありません」
衆議院議員で放射線科医でもある米山隆一氏は、現行の新型コロナウイルスワクチンの実効性について、こう語る。
「そもそも現行のワクチンは、英国で最初に検出されたアルファ株の遺伝情報をもとに設計、開発されています。
いま主流のBA・5とその亜系統は、4回目接種をしてもブレイクスルー感染してしまう例が少なくないことが報告されています」(米山氏)
8月19日、国内の感染確認は26万人を超え、過去最多を記録した。
「ワクチンによって、重症化は防げていると思いますので、ワクチンの接種自体は進めるべきだと思います。しかし、それによって感染拡大を防ぐ効力は、残念ながら今までほど大きくはないかもしれません」(米山氏)
米山氏が現行のワクチンの効果に疑問を持つようになったきっかけのひとつが、名古屋大学の小島勢二名誉教授の“発見”だ。5月29日、米山氏はこうツイートしている。
《厚労省が、ワクチンを接種したけれど接種日が分からない「未記入」を、「未接種」と分類して公表していた為に、本来効果が薄いオミクロン株に対するワクチン効果が過大に評価され、殆ど「正反対」ともいえる結果になっていたとの記事です。「不祥事」と言える失態だと思います》
小島氏が経緯を語る。
「オミクロン株が主流になってから、『コロナワクチンの感染予防効果が低い』との報告が海外で増えていました。海外では予防効果が20%くらいまで落ちているのに、日本では4月に入っても90%のままでした。しかし、接種日がわからない『接種歴不明』は本来『接種者』としてカウントする必要があるため、あらためて独自に試算しました」
小島氏の調査が厚労委員会で取り上げられると、厚労省はデータを修正。
4月4日~10日までは未接種者が7万6877人もいたのに、11日~17日は3万3207人に激減したのだ。
「その結果、ワクチンを2回接種した人の感染予防効果がマイナスになり、かえって感染しやすいといえる結果になったのです」(小島氏)
第7波を受けて、早稲田大学理工学術院教授で東京・大阪の「みいクリニック」理事長の宮田俊男医師のもとには、ワクチン接種の希望者が急増しているという。
「3回接種を控えていた人たちが駆け込んできている状況です。しかしワクチンの実効性は薄れており、4回目を接種した後に感染した患者さんがかなりいます」
それでも8月12日、小池百合子都知事が4回接種の対象拡大を岸田文雄首相に要望するなど、ワクチン頼みの現状に変わりはない。
そんななか、10月半ばから、オミクロン株に対応した新ワクチンの接種が始まる。
《10月まで待とう》という声がネットでも見られるが、宮田医師はこう予測する。
「最近の日本のワクチン流通の停滞を思うと、本当に10月から接種を始められるかは不明です。また、新ワクチンはBA・1系統に基づいたもので、BA・5にも有効だというエビデンスは出揃っていません。そうこうするうち、新たな変異が起きる可能性は十分にあります。10月まで待つよりも、現行ワクチンで重症化を防ぐほうがまだいいのではないでしょうか」
そして前出の小島氏は、新ワクチンに関する衝撃データをもとに、こう語る。
「日本では誰も注目していませんが、モデルナ社が6月末に公表した、オミクロン対応ワクチンの査読前論文があります。この新ワクチンのBA・4、BA・5に対する中和抗体の平均値が、非常に低いものだったのです」
新ワクチンのそれぞれのウイルスに対する試験管試験の結果を比較してみると、BA・4、BA・5に対する接種後の中和抗体の平均値は、武漢株、BA・1と比べて低い。
「中和抗体の値が低ければ、感染予防の効果も小さい。新ワクチンは期待外れである可能性があります。事実、論文によると被験者に新ワクチンを接種したところ、11人(3.2%)がコロナに感染し、うち症状が出たのは5人だったのに対し、従来型ワクチンを接種して感染したのは5人(1.9%)で、症状が出たのは一人のみでした。従来型のほうが有効だという結果が出たのです」(小島氏)
新ワクチンも期待できないとなれば、感染はこのまま拡大を続けるのか。
一橋大学経済学部を卒業後に医師となり、地域医療や医療政策について提言する森田洋之氏はこう語る。
「感染症は自然に増減を繰り返しながら、収束していきます。現在のコロナウイルスは感染力が高まるのと引き換えに、病原性が薄れています。欧米の状況を見ると、自然に感染して免疫を持つ人が増えています。感染予防ではなく、重症化を防ぐだけが目的なら、今後ワクチンの存在意義は失われていくでしょう。そうなれば、若者・子供は接種対象から除外されるべきではないでしょうか」
集団免疫獲得までの今しばらくは、“重症化を防ぐ”ために「それでも打つ」しかなさそうだ。
取材/文・鈴木隆祐
( 週刊FLASH 2022年9月6日号 )
ブログカテゴリー
- お知らせ (14)
- ご愛用者様からのお便り (1)
- ご挨拶 (4)
- イベント情報 (1)
- ウイルスの不思議 (3)
- ゲノム編集食品 (4)
- 人生・仕事・生き方 (15)
- 体の不思議 (9)
- 健康・元気 (11)
- 免疫力・自然治癒力 (3)
- 呼吸・呼吸法 (1)
- 大自然・地球 (9)
- 天・地・人 (2)
- 宇宙の不思議 (1)
- 客観的事実 (2)
- 微生物の不思議 (3)
- 意識と心と体 (6)
- 教育問題 (1)
- 最新の叡智 (3)
- 果実・ハーブガーデン (1)
- 植物の不思議 (2)
- 氣 (2)
- 水の不思議 (3)
- 水道水、飲み水 (3)
- 汚染食品と現代病 (16)
- 油と健康と病気 (2)
- 海の不思議な力 (3)
- 海藻の力 (16)
- 環境問題 (1)
- 生命の不思議 (6)
- 生命史 (3)
- 病気・医療・介護 (54)
- 発酵水の魅力 (16)
- 発酵食品 (3)
- 社会問題 (52)
- 美容 (2)
- 脳の不思議 (1)
- 腸内細菌叢・人体常在菌 (5)
- 自然療法 (39)
- 農と食 (10)
- 野草・薬草・ハーブ (5)
- 電磁波問題と対策 (1)
- 音・周波数の不思議 (1)
- 食と食養法 (24)
- 食と食養生 (10)
- 食糧問題 (3)
最近の投稿
バックナンバー
会社情報
株式会社発酵水
425-0051
静岡県焼津市田尻北1361-4
TEL:054-207-7952
営業時間:9:00~18:00
定休日:土・日・祝祭日
425-0051
静岡県焼津市田尻北1361-4
TEL:054-207-7952
営業時間:9:00~18:00
定休日:土・日・祝祭日
モバイルサイト
携帯やスマホでアクセス