発酵水は、母なる海の恵みの日本在来の天然海藻(緑藻類・褐藻類・紅藻類)
およそ30種類を独自製法で長期自然発酵させて、手づくりで原液づくりをしている発酵飲料です。

日本の食料自給率は37%ではなく67%!?








今叫ばれている食糧危機、でも本当にやってくるんでしょうか?
また、いつも事あるごとに「日本の食料の自給率は世界で最低」と言われますが、これも本当なんでしょうか?

実はこれもいつも取りざたされますが、その自給率の産出方法によって大きく変わることが知られています。
生産額ベースなのか、それともカロリーベースなのかによる違いです。

よく言われる日本の自給率は最低というのは、カロリーベースによるもので37%というものです。
ところが、公平に世界の自給率を比較する場合は、生産額ベースが適切とされ、それによる日本の自給率は67%となります。

こんなに大きな違いがあるのです。
なので、日本はけっして自給率が最低水準ということはなく、むしろ先進諸国と比べても高いほうだと言えるかもしれません。

それでは詳しいことは、記事元のファイナンシャルフィールドさんのわかりやすい情報を下記のアドレスからご覧ください。

日本の食料自給率は67%!?
生産額ベースとカロリーベースの算出法の違い
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部 更新日: 2022.06.27
https://financial-field.com/living/entry-147221

「日本の食料自給率は世界最低水準」と学校で教わった人は多いのではないでしょうか?

農林水産省の資料によると、2020年度の食料自給率は37%です。
ただし、これはカロリーベースで算出された食料自給率であり、実は算出方法によって、自給率は異なるのです。

目次 [非表示]

1 食料自給率の算出法の違い
2 算出法ごとの使い分け
3 日本の食料自給率は決して低くない

1 食料自給率の算出法の違い
食料自給率は大きく、品目別自給率と総合食料自給率に分けられ、総合食料自給率の中から2つの算出法に分かれます。

カロリーベース
学校の教科書に載っている食料自給率は、カロリーベースで算出されたものです(以下計算式参照)。
基礎的な栄養価であるカロリーに着目し、国民に供給される熱量(総供給熱量)に対する国内生産の割合を示す指標です。

【カロリーベース総合食料自給率(令和2年度)】
1人1日当たり国産供給熱量(843kcal)÷1人1日当たり供給熱量(2269kcal)×100=37%

供給熱量は摂取カロリーとは異なり、実際には廃棄されて消費されていない食物も含まれます。
また、畜産業で輸入飼料を多く用いている事情もあり、自給率が低く出やすくなります。

生産額ベース
生産額ベースで算出される食料自給率は、食物の経済的価値に着目し、国民に供給される食料の生産額(食料の国内消費仕向額)に対する国内生産の割合を示す指標です。

【生産額ベース総合食料自給率(令和2年度)】
食料の国内生産額(10.4兆円)÷食料の国内消費仕向額(15.4兆円)×100=67%

食料の金額は、「生産農業所得統計」の農家庭先価格等に基づき、各品目の重量を金額に換算して算出します。
カロリーの低い作物でも、経済的価値が高ければ自給率に反映されるので、作物ごとの格差が出にくい算出法です。

2 算出法ごとの使い分け
食料自給率の算出法によって、自給率は異なる値になります。
海外と自給率を比較するときは、カロリーベースより生産額ベースのほうが公平です。
日本はカロリーの高い牛肉を海外飼料に頼っているため、カロリーベースで比較するとカナダやアメリカと比べて不利になります。

カロリーベースの自給率は、カナダは266%、アメリカは132%、日本は37%です。
生産額ベースだと、カナダは123%、アメリカは93%、日本は67%となり、一気に差が縮まります。

3 日本の食料自給率は決して低くない
日本の生産額ベースでの食料自給率は、ドイツやイギリスより高く、世界最低水準とはいえません。

カロリーベースでは低いものの、供給されている食料のうち、年間600万トン以上が廃棄されています。
廃棄されている食料を考慮すれば、世界最低水準とはいえないでしょう。

世界と日本の食料自給率を比較するなら、生産額ベースでの食料自給率でみるほうが公平といえます。

出典
農林水産省 日本の食料自給率
農林水産省 食料自給率とは
農林水産省 世界の食料自給率

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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