発酵水は、母なる海の恵みの日本在来の天然海藻(緑藻類・褐藻類・紅藻類)
およそ30種類を独自製法で長期自然発酵させて、手づくりで原液づくりをしている発酵飲料です。

日本原産のバラ「ハマナス」は血流を良くし美肌効果









上からハマナス、ハマナスの実、ノイバラ、テリハノイバラ

世界のバラの品種は30,000種類ありますが、それらのもとになる原種は8種類で、その内の3種類が日本原産ということはあまり知られていないと思います。

その日本の原種のバラ3種類の一つ「ハマナス」は北海道の道(どう)の花として知られています。
また、私が住む静岡県焼津市でも海岸沿いのあちこちに植生しています。

このハマナスとは縁が深く、花や実のローズヒップを使って「ハマナス花発酵水」「ローズヒップ発酵水」をつくったり、三温糖で発酵させた「ローズヒップ酵素」、ジャムなどをつくって楽しんでいます。

ハマナスの実のローズヒップは別名ビタミンC爆弾とも呼ばれ、レモンの30倍とも言われています。
優れた抗酸化作用と、血流を促進し、美肌効果があるとされています。

数年前になりますが、隣町の島田市にある「鍋島ハマナス園」でハマナスの花を採集して発酵水に漬け込んで、手づくり「ハマナス化粧水」をつくるワークショップをしましたが、とても好評でした。

ここの鍋島ハマナス園は中村貞一郎さんご夫妻でやられていて、完全無農薬で栽培されているので安心です。
他にもたくさんのハーブを育てていますので、ハーブ好きの方にはおすすめです。
※「鍋島ハマナス園」
〒427-0233 静岡県島田市身成1494
TEL 0547-39-0455

今日は「古代史の真実」グループに投稿されたYi Yinさんの記事をシェアさせていただきます。
ハマナスやバラの起源や世界への伝播など、とても参考になりましたので、ご興味がある方は下記のアドレスからご覧ください。

古代史の真実
Yi Yin 2021年10月26日
https://www.facebook.com/groups/2868335226758630/user/100017909475952

実はハマナスは太平洋側の南限は茨城県の鹿島です。
ここ国営ひたち海浜公園はその南限よりも北に位置しますが、薔薇の原種とされる8原種のうち3原種が自生しているのです。
 
以下、ハマナスについての「海浜公園」の看板広告を掲載いたします。

「日本におけるバラの歴史は、約1,300年前(奈良時代713年)に書かれた「常陸国風土記」に登場するのが国内最古の記述とされています。
常陸国は現在のここ茨城県に位置し、「茨城郡」のくだりにある“茨(うばら)”の記述は、茨城県の県名や県章の由来となっています。
現在、全世界で3万品種を超えるバラの基をたどると、概ね8種の原種バラにたどり着きます。
そのうちの3種(ノイバラRosa multiflora、テリハノイバラRosa luciae、ハマナスRosa rugosa)が日本からヨーロッパに渡り、多くのバラの樹形や耐候性を形づくる祖となりました。
国営ひたち海浜公園は、この3種のバラが自生する貴重な環境にあります。」

下北半島では、ハマナスの実を数珠繋ぎにしてお盆にお供えとして用いられていたとか。

近世ヨーロッパでは、南米チリ原産と言われますローズヒップ(イヌバラ)が重宝されたのは、ある時代、オレンジの入荷が跡絶えた時から始まりました。
それは主にビタミンCの有用性のためでした。

中国では、周王朝の紀元前4世紀に栽培がはじまったという記録があります。
その後徐々に中央アジアからトルコ、ギリシャを経てローマに至って今日の薔薇の種類の起源となったという話があります。

また東洋医学では、ローズヒップの花(ハマナス)を「マイカイカ」といい血の巡りを高めることで血流を良くし、美肌効果や冷え対策にも良いとされています。

ここ「海浜公園」近くの少し内陸部に「中根後野地区」に、14500年前の縄文早々紀の遺跡があります。
おそらく関東地方では最古の文明遺跡です。
そこから考えられる一つの仮説は、縄文文明が定住化のはじまりと考えられるなら、ハマナスがその文明の伝播と共に世界中に広まって行った可能性ももしやあるかも知れません。

yatcha john s. 「 ハマナス:薔薇の起源 」
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