日本の「ゲノム編集」マダイは拷問養殖の可能性が高い

植物以外の「ゲノム編集魚」は世界広しといえども、日本だけしかやっていません。
ダントツで日本がトップを突き進んでいます。

皆さんはどう思われますか？
私はとても恐怖を感じて仕方ありません。

食糧の確保などと大義名分を盾にしていますが、ビジネス最優先で、商売のこと、儲けることしか考えていないと思います。

先日のニュースでも、回転ずしのくら寿司に続いてスシローが漁業に参入すると報じられていました。
ゲノム編集魚ビジネスに大々的に乗り出そうとしています。

これでは庶民の回転ずしは益々食べられないものに変わっていってしまいかねません。
また、ゲノム編集マダイは拷問養殖につながる恐れもあり、動物虐待にもなりかねないと懸念されています。

それでは印鑰 智哉さんの投稿記事を、下記のアドレスからご覧ください。

印鑰 智哉
2021.12.20
https://www.facebook.com/InyakuTomoya

スシローはボイコット！
「ゲノム編集」で魚を確保するとして、熊本市に「ゲノム編集」魚の新会社を設立すると発表(1)。
　
しかし、以前も紹介したTestbiotechはこの日本の「ゲノム編集」マダイは拷問養殖の可能性が高いとして警鐘を鳴らしている(2)。

「ゲノム編集」で筋肉の成長を抑制するミオスタチン遺伝子を破壊すると、魚は筋肉が急速に増える一方、脊椎の成長に異常を見せ、ゆっくりしか動かなくなることをTestbiotechは指摘している。
だからこれは魚にとっては拷問に近いといわざるをえないという。

これは動物福祉とは相容れず、動物福祉法がある国には輸出も不可能になるだろうし、そんな食がまかり通る国には行きたくないという人も増えるのではないだろうか？　
動物福祉に反するだけでなく、それが人びとの健康に与える影響も危惧される。

この「ゲノム編集」マダイ・トラフグを作ったリージョナルフィッシュ社が政府に提出して公開されている情報はマダイでわずかA4でたった2ページ、トラフグは3ページに過ぎない(3)。

さらに肝臓や血糖値にも影響が指摘されているのに、試験すらされていないのだろう。
　
植物以外の「ゲノム編集」は日本しかやっていない。

現在の「ゲノム編集」技術には相当、原理的に近い問題が存在していることがわかってきて、特に動物の場合にはさまざまな危険が指摘されている。
それなのにもうそれでスシローは行くというのか。
　
こんな動きには声を挙げなければ日本の食の未来はなくなってしまう。

(1) スシロー、先端技術投資に意欲ーゲノム編集、主要魚種を安定確保
https://nordot.app/844835201186430976?c=39546741839462401

(2) 日本消費者連盟が発行する『消費者リポート』No.1652でTestbiotechのクリストフ・ゼン氏がインタビューされている。
必見（添付写真）分子生物学者の河田昌東さんの貴重なインタビューも。
https://nishoren.net/new-information/17019

CRISPR fish: suspected ‘torture’ breeding
Super muscly red sea bream to be sold in Japan
https://www.testbiotech.org/…/crispr-fish-suspected…

もう1つの写真はGMO Free USAから
https://twitter.com/GMOFreeUSA/status/1452627070522118147

(3) ゲノム編集技術応用食品及び添加物の食品衛生上の取扱要領に基づき届出された食品及び添加物一覧
https://www.mhlw.go.jp/…/bio/genomed/newpage_00010.html

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〇ゲノム編集で成長1,9倍「22世紀ふぐ」、試験販売へ…トマト、マダイに続き3例目の認可
読売新聞オンライン　2021.10.29 18:08
https://www.yomiuri.co.jp/science/20211029-OYT1T50449/

〇成長速度が1,9倍のゲノム編集トラフグ、食卓へ　企業が国に届け出
朝日新聞デジタル　2021.10.29 17:34
https://www.asahi.com/articles/ASPBY5SNDPBYULBJ00B.html?iref=pc_photo_gallery_bottom