発酵水は、母なる海の恵みの日本在来の天然海藻(緑藻類・褐藻類・紅藻類)
およそ30種類を独自製法で長期自然発酵させて、手づくりで原液づくりをしている発酵飲料です。

ガン死のほとんどの「遠隔転移」を防ぐには?


※焼津の石津浜(いしづはま)から望む富士

がんで亡くなる方のほとんどが、全身への転移がんだとされています。
日本では年間、40数万人もの人ががんで亡くなっています。
世界でも突出した異常ながん死亡者数です。
新型コロナの死亡者数の比ではありません。
(新型コロナで亡くなられた方へのご供養は毎日欠かさず行い、ご冥福をお祈りしています)

このことは冷静にかつ客観的に注視しなければいけないと思います。
今こそ、そうした俯瞰したものの見方が必要に思えます。

今日ご紹介する中川医師の記事も、「がん死のほとんどが遠隔転移、防ぐには?」とありますが、残念ながら具体的な方法については何らアドバイスがなくて、「がんを放っておけば、転移する確率は時間とともに高まる」ので、「早期発見・早期治療ががん治療の原則」としかありません。

これでは、今ご自身や周りの大切な人ががんで悩み苦しんでいる手助けにはあまりならないと思います。
結局、選択肢は、早期発見・早期治療、そして標準治療の三大療法しかないことになります。
それで救われるならいいのですが・・・

やはり現代医療は病気の専門職であり、対症療法の治療の専門職であるので、みんなが望む病気を完治したり、本来の健康で元気な状態に戻すなどの専門家ではないように思えます。

私の基本的なスタンスはやはり、がんであれ、感染症であれ、現代病のほとんどは「食」が起因(主に免疫力が低下)しておこると思いますので、日本人として生まれ育った古き良き和食の素食・少食、腹8分目、咀嚼など、今の私たちが忘れ去ってしまった「シンプルイズベスト」の健康法、元気法をお伝えしていきたいと思います。

つまり、自然の法則に根ざした自然治癒力や免疫力などについて、自分のビジネスだけに捉われずに広く情報を発信して、皆さんに自由に選択してもらえるようにしていきたいと思いますので、ご興味のある方は参考にしていただけると嬉しく思います。

今日は自らもがんを患い、がん情報を発信している中川恵一医師の読売新聞に連載された記事の中から、ご紹介させていただきます。

がん死のほとんどが「遠隔転移」 防ぐには?
中川恵一「がんの話をしよう」
読売新聞 ヨミドクター 2020年7月28日

人間の遺伝情報を語る「テキスト」といえるのがDNAです。
これを構成する四つの塩基(アデニン、チミン、グアニン、シトシン)のどれかが突然変異すると、テキストの中の「単語」にあたる遺伝子が変わり、発がんにつながります。

細胞のがん化に関与する遺伝子の数は140個程度ですが、この中には2つの遺伝子があります。

■がん化の遺伝子は2つ
1.「がん遺伝子」
変異によってスイッチが入ると正常な細胞のがん化が進む「がん遺伝子」
2.「がん抑制遺伝子」
機能しなくなることによってがん化を抑えられなくなる「がん抑制遺伝子」
があります。

たとえば、上皮成長因子受容体(EGFR)は細胞の表面に存在し、増殖を制御する信号のような役割を担うたんぱく質です。
この遺伝子に特定の変異が起きると、細胞を増殖させる信号が常に青となり、発がんにつながります。
分子標的薬「イレッサ」は変異したEGFRの働きを抑える抗がん剤です。

性交渉によって子宮 頸けい 部に感染したヒトパピローマウイルスは、がん抑制遺伝子であるp53遺伝子やRb遺伝子の働きを抑えます。
このため子宮頸がん発症の原因となるのです。

■「原発巣」の治療はかなり進んだ

がん発症の仕組みについて説明しましたが、私を含めたがん患者が一番恐れるのは、がんの「遠隔転移」です。
これは、がん細胞が元々生まれた臓器を離れて、別の臓器に移動して増殖することを指します。
例えば「肺がんが脳に転移する」というようなことです。
実は、がんで亡くなるケースのほとんどは、この遠隔転移によります。

初めにがんができた場所(「原発巣」と言います)は、手術や放射線治療の進歩で、かなり治療可能になりました。
原発巣が原因で死ぬことは少なくなりました。
もし、遠隔転移を予防したり、遠隔転移したがんを治したりする方法が見つかれば、がんによる死亡は激減します。
それは人類の悲願である、「がんの克服」であると言ってもいいでしょう。
ですから、遠隔転移が起きる仕組みの解明はものすごく重要です。

■未解明の遠隔転移 二つの仮説

遠隔転移の仕組みは、まだ完全にはわかっていませんが、二つの仮説が考えられています。

1.がん細胞+遺伝子変異=転移能を獲得
一つは、がん細胞に遺伝子変異が加わることによって、転移する能力(転移能)を獲得する可能性です。
がん細胞が誕生するためには、数個の遺伝子変異が蓄積される必要があります。
大腸がんでは、遺伝子変異を重ねる度に少しずつ、がんとしての能力(大きくなる能力や浸潤する能力)を獲得していくことがわかっています。
だから、遠隔転移の場合も、転移能をもたらす遺伝子変異があるに違いないという発想です。
しかし、今のところ、そういう遺伝子は見つかっていません。
まだ見つかっていないのか、実はないのかはわかりません。
ないことを証明するのは困難だからです。

2.遠隔転移を司る遺伝子変異はそもそもない
もう一つは、遠隔転移をつかさどる遺伝子変異はそもそもない、という仮説です。
原発巣から血中へのがん細胞の流入は最初から起きており、たいていは転移せずに終わるのですが、そのうちのほんの一部が、ある時たまたま転移するという考え方です。

血流に乗ったがん細胞が遠くの臓器に漂着して増えるのは、実はとても難しいことなのです。
血管に入ったがん細胞のほとんどは、途中で死ぬことがわかっています。
しかし、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる……ではないですが、ずっと続けていれば、いつか転移が成立してしまう可能性は否定できません。

■放置するほど転移の確率は高まる

二つの説のうちどちらが正しいにせよ、大事なことは、「がんを放っておけば、転移する確率は時間とともに高まる」ことです。
早期発見・早期治療ががん治療の原則であるのは、そのためです。
(中川恵一 放射線科医)
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