発酵水は、母なる海の恵みの日本在来の天然海藻(緑藻類・褐藻類・紅藻類)
およそ30種類を独自製法で長期自然発酵させて、手づくりで原液づくりをしている発酵飲料です。

髪・頭皮のトラブルには湯シャンが効果!


※冬の駿河湾。焼津港から静岡方面を望む

多くの方に、過去記事の「35℃お湯だけシャンプーのおすすめ」「湯シャンの次は、究極の水シャン」「石けん洗顔はシミやシワ、色黒の原因に」などをご覧いただきまして、ありがとうございます。

私が今の仕事をするきっかけになったのは、32年ほど前に某化粧品と出会い、頭皮・毛髪や皮膚の勉強を始めたことです。
皮膚の構造や働きはもちろんのこと、それに使用されるシャンプーやリンス、トリートメント、リキッドやトニック、育毛剤や発毛剤、パーマや毛染め、基礎化粧品やメイク化粧品、ステロイド軟膏などの外用剤etc、まったく知らなかったことを学びました。

そして、それらに含まれる化学物質の頭皮・毛髪・肌・体への影響や悪作用など、驚愕の事実を知ることになりました。
なぜ、中高年の女性の肌や毛髪はこんなに傷んでいるのか?なぜ、男性は薄毛や脱毛症が多いのか?
どうしてアトピーはこんなに多いのか?
他にも美容師・看護師さんの手荒れ、そして主婦湿疹など。

段々に、これらの皮膚トラブルや毛髪トラブルを何とか自然のもので改善できないかな?と思うようになりました。そして様々な変遷を経て、今日に至ります。

長年の経験から、髪や爪のトラブルはその元である皮膚のトラブル⇒皮膚のトラブルはそれをつくる血液のトラブル⇒血液のトラブルはそれをつくる食物の問題であることに行き着きました。

そして、これらのトラブルを改善する方法は外からの外用剤はあくまでも対症療法にしかならないので根治はできないこと。
なので、私なりに考える唯一の根治療法は、「食べ物で血液の酸性体質を変えて弱アルカリ性にすること、そして一緒に酸化体質を還元体質に変えること」しかないと思っています。

ちなみに、すべての頭髪化粧品、サロン用業務化粧品、基礎化粧品やメイク化粧品、外用薬などは皮膚の酸化を招く「酸化化粧品」ですので、使用回数や使用量を減らすか、必要最小限にされることをおすすめします。

そのために私どもは今は、発酵水の飲料水に力を入れて、飲用により弱アルカリ体質に変えるお手伝いをしております。
発酵水の長い歴史の中では、外用剤(医薬部外品)に力を入れて、アトピーや褥瘡(床ずれ)、老人性皮膚炎(乾皮・掻痒)などの治験やモニタリングなどをずいぶん行ってきましたが、やはり健全な皮膚や美しい肌は血液からつくられる、食べ物からつくられるという考えを基に、しばらくは飲用に絞って展開していきたいと思っています。

なお、発酵水の外用剤のクリームやローションをずっとつくらないということではなく、少し先に目標を置いて開発は続けていきたいと思います。
じつはこれまでつくった外用剤の中で、一番看護師さんや高齢者の方に好評だったのが「介護用ローション」だったのです。
これはできるだけ早い時期に商品化して、老人性皮膚炎の乾燥や痒み、床ずれ予防などにお役立ていただければと思っています。

髪・頭皮のトラブルには「湯シャン」が効果!
さて今日の本題の頭髪や頭皮のトラブル解消策ですが、難しいことは何もありません。
ただシャンプーやリンスなどの頭髪化粧品の使用を止めて、「湯シャン」に変えるだけでいいのです。
たったそれだけで自分の「自然治癒力」で頭皮が健康に蘇り、その頭皮の変化したのが頭髪ですので、結果としてごく自然に本来の美しい髪の毛に蘇ります。
※良くなるのに、2~3ヶ月くらいはかかりますので、下記の記事も参考にしてください。

綺麗になろうと思って、化粧品にお金をかけることと一緒ですね。
お金をかければかけるほど、化粧品を使えば使うほど、かえって逆効果となり、美しくなりたいという望みはけっして手に入りません。

頭皮や毛髪のトラブル、お肌のトラブルには何も使わないこと、「湯シャン」するだけです。
それが最善で最高の解消策です。しかもお金は一切かかりません。
特にお肌や皮膚のトラブルには外用薬に頼らず、「水洗い」するだけです。
※石けんも洗顔剤もクレンジングも一切使わないと早く良くなります

それでは読売新聞さんの記事から、ご紹介させていただきますので、ご参照ください。

「女と男、髪と地肌の話」 田中洋平形成外科医
読売新聞 2021年1月15日

理想的なヘアケアについて
健康な髪と地肌を守るために、毎日、気を配っていただきたいケアについて、総まとめをさせていただきます。

■本当はシャンプーは不要!?
人間には「自浄作用」と呼ばれる機能が備わっています。
体に不要な汚れなどがあれば、自然に排出して、浄化してくれるわけです。
つまり、頭髪の地肌だって、本来はシャンプーやトリートメントの助けを借りなくても、ぬるま湯ですすぐだけで、清潔でつややかな状態を維持できるはずなのです。
人類の歴史を尺度にすれば、シャンプーが出現したのはごく最近のことですが、昔の人の髪がみんな不潔だったかといえば、そうでもなさそうですよね。

私のクリニックにも、洗髪はぬるま湯ですすぐだけのシンプルなケアを実践されている患者さんがいますが、頭皮も頭髪も美しく保たれています。
本当に美しい髪を保ちたいと思われているのなら、医師として、この方法をお勧めしたいと思います。

とはいえ、あっという間に汚れを落としてしまうシャンプーに慣れきってしまった現代人にとって、いきなりぬるま湯ですすぐだけに変えることは大変です。
怠け切ってほとんど機能していない地肌の自浄作用が復活するまでは、かゆみとふけ、においと皮脂に悩まされるからです。
それに、入浴やシャワーの際、毎日の習慣にしていた洗髪をやめることには、抵抗感が強いと思います。

かゆみや不快感など、生活していくうえであまりにも大きな不都合があるようでしたら、しばらくの間は、時折、シャンプーでさっぱりしてもいいかもしれません。
回数を減らすだけでも、少しずつ自浄作用は戻っていくはずです。

この状態に少しずつ慣れてきて、いずれ自分の自浄作用が復活してくると、徐々にきれいになっていくことで、毎日が楽しみになると思います。

「ぬるま湯ですすぐだけなんて無理」と思う方は、できるだけ自然な成分のシャンプーやトリートメントを選ぶようにしてください。
そして、洗髪後はしっかりすすいで、髪や地肌に成分を残さないことです。
人工的な工業製品の刺激が良いことはひとつもありません。

■ふけやかゆみに悩まされる場合は
以前は、男女問わず、肩にふけが落ちている方を目にすることがよくありましたが、最近はヘアケアの情報も増えたためか、かなり減ってきた印象があります。
それでも、やはり慢性的なふけやかゆみに悩まされている方もいます。

少し前、私のクリニックを受診された東京都在住の20代女性も、長い間、「ふけ」に悩まされており、その改善をしたいとのことでした。
外来でお話をうかがっていると、仕事中にもよく地肌を爪を立ててかいてしまい、洗髪時にも爪を立てているとのことでした。

確かに、地肌のところどころには赤みがあり、爪をによる刺激から炎症も起きていました。
ふけ、かゆみに悩まされているから、それを解決しようとして、かえって悪循環に陥っているようなのです。

洗髪の方法や回数にも、個人差がありますが、慢性的なふけに悩んでいる若い女性に、いきなり「シャンプーをやめてください」とは、なかなか言えません。

そこで、ふけやかゆみが気になるからといって、爪を立てたり、ごしごし洗ったりするのではなく、シャンプーやトリートメントに配合されている刺激成分を残さないように、ぬるま湯でしっかりすすぐことをアドバイスしました。
さらに、刺激の少ないシャンプーやトリートメントに変え、毎日ではなくて、1日おきなどに洗髪の頻度を減らすことも提案しました。

予想通り、この女性も最初の2か月間は、かゆみとふけ、においと皮脂に苦しんだとのことでしたが、3か月目ぐらいから、明らかにふけも減り、「髪の毛のつやときれいな地肌が復活した」と美容院で言われたと、とても喜んでいました。

ふけやかゆみについては、薬剤などに頼る前に、洗髪方法で改善することも少なくないはずなのです。

また、患者さんから、「ドライヤーによる熱のダメージは大丈夫ですか?」と質問されることも少なくありません。
一昔前の乾かすための熱風を出すだけとは違って、髪に対するダメージを軽減する製品も増えたと思います。

ただ、人間の体に熱風が良い効果を与えることはありません。
どんなドライヤーを使うにしても、髪の毛に近づけすぎて、熱による損傷が生じないように、適度な温風でやさしく乾かすのがいいかと思います。

■髪の本当の役割について
大切な頭部、つまり脳を機械的刺激、太陽光、寒冷から守る防御機構として、髪はとても大切な役割を果たしています。

その髪を育てているのが地肌です。
緊張が強くて、血管が収縮している時間が長いと、地肌がやせて、髪が細くなったり、減ってしまったりします。

医師として、もっと気を付けていただきたいことは、日々のストレス、緊張による交感神経過緊張状態、それに加えて血流低下による地肌が薄くなってしまうことによる毛根へのダメージ、さらに私の専門領域である「太陽光の近赤外線の 曝露ばくろ 」からくる皮膚へのダメージです。

髪はどうしても「見た目」ばかりに関心が行き過ぎて、本来の役割について軽視されてしまいます。
すべての部位は、大切な命を守るために存在していると考えれば、普段は見過ごしがちなことが、これからも新たに発見されていくはずです。

田中 洋平(たなか・ようへい)
クリニカタナカ 形成外科・アンティエイジングセンター(長野・松本市)院長 新潟薬科大学客員教授、東京女子医科大学非常勤講師。1975年生まれ。
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