発酵水は、母なる海の恵みの日本在来の天然海藻(緑藻類・褐藻類・紅藻類)
およそ30種類を独自製法で長期自然発酵させて、手づくりで原液づくりをしている発酵飲料です。

毒キノコを好んで食べる奇人



本格的な鍋物のシーズン到来で、体を温めるキノコ鍋やキノコそば、うどんなどでキノコが大活躍しますね。
私も主に鍋物中心にシイタケ、ヒラタケ、マイタケ、エリンギなどを美味しくいただいています。

私たちは日頃、穀物や野菜、海藻、果物、牛・豚・鳥、魚介類、菌類、微生物などあらゆるものを食しています。

特に最近は、「菌活」という言葉が使われ出して、キノコ類をメインに発酵食品などを積極的に摂ることがすすめられています。

通常、煮たり焼いたり加熱して食べるキノコを、一切加熱せずにそのまま生で食べる人もいます。
この人は自家栽培して食べていますが、超元気で驚かされます。

今日は異端の微生物研究家のお一人といっても良いと思いますが、井上真由美さんの著作から、面白いと思った記事をご紹介させていただきます。

毒きのこを好んで食べる奇人
『微生物の力で健康づくり』 井上真由美著 オーム社

きのこを研究し愛好する人たちの日本菌学会の集まりは、実に楽しい雰囲気に満ち溢れています。
毎年春には研究発表会が開かれ、秋のきのこのシーズンにはきのこ採集会が催されます。
辺鄙(へんぴ)な山や、あまり知られていない山岳地区で開かれる集まりなのに、たくさんの会員が集まります。
小さな温泉宿に泊まって、昼間は山野を歩き回って大量のきのこを採取するのが会員の楽しみなのです。

かなり変人とも思われるユニークな人が多いのも、この学会の一つの特徴かもしれません。
いつもはあまり人と話さない、無口でかなり不愛想なH氏は山を歩くときは威勢がよく、きのこについてはとても詳しく、面白い話を聞かせてくれます。

会員の集めたきのこを食堂のテーブルに並べて先輩格がそれぞれのきのこを鑑定し、名札に日本名とラテン語の学名を記入します。
会員は自分の採取したきのこの名札を見てさらに図鑑と照らし合わせて一つずつ覚えていく。
日本の山野には約8千種類のきのこが自生しています。
その日に会員が集めたきのこも、経験の豊かな長老でも全体の20%くらいしか名称がわかりません。
それほど日本のきのこの研究は遅れているという話でした。

食用になるのは6割近く、食べると必ず死ぬという猛毒のきのこが約10種類、自然界に自生しています。
誤って食べてしまうと治療の方法がないほどの毒素を含んでいることを会員に教育するのも日本菌学会の一つの目的で、保健所出身の会員の指導も大切な仕事なのです。
恐ろしいきのこは全体の10種類くらいなので鑑別するのはさほど難しいことではないのです。

死ぬような恐ろしい毒きのこではなくても、軽いが幻覚症状が起こり、数時間後にはそれが治るというきのこが、いくつか自生しているともいいます。
それは鍋で10~15分ぐらい煮て、その湯を捨てれば、きのこそのものには残留しないとかで、まことに絶品で良い味がするといって食べている豪傑ともいえる、変わった会員がいるのには実際驚かされました。

井上真由美(いのうえまゆみ)
1943年 北海道大学農学部農芸化学科卒業
     北海道大学大学院特別研究生を経て
1946年 民間会社で抗生物質の研究に従事
1954年 防衛庁技術研究本部第二研究所
1967年 井上微生物災害研究所設立・所長
現 在 同上を発展的にアイビーエルと改称
    代表取締役
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