発酵水は、母なる海の恵みの日本在来の天然海藻(緑藻類・褐藻類・紅藻類)
およそ30種類を独自製法で長期自然発酵させて、手づくりで原液づくりをしている発酵飲料です。

有機農法のリンゴには善玉菌が多い


※木屋川の淡水と小川港の海水が混じり合う汽水域の夕景

有機農業のリンゴと慣行農業(化学肥料、農薬、除草剤)のリンゴとでは、含まれる微生物の善玉菌が段違いだという研究結果が発表されました。

やはり、当然と言えば当然の結果ですが、このような科学的なアプローチによる証明も現代は必要とされています。
今回はリンゴの研究の例でしたが、今後さらに他の作物の研究成果が待たれます。

地球上のすべての生命を生かす微生物、その微生物の観点から試みた研究は素晴らしいと思います。
食と健康と病気にかかわる仕事をさせていただいている私にとっても、大変参考になりました。

それでは、印鑰智哉さんの情報からお伝えいたします。

有機農業リンゴと慣行農業リンゴでは含まれる微生物が段違い
日本種子を守る会 印鑰智哉
12月18日

■有機リンゴには善玉菌が多いと研究発表
オーガニックなリンゴと慣行農業のリンゴとはそれが含む微生物層に顕著な違いがある。
前者には善玉菌が多く含まれ、後者には病原性のある菌が多いとする研究が発表された(1)。

■有機農業、自然農法、アグロエコロジーが急速に世界に拡大中
有機農業、自然農法、アグロエコロジーが誕生してからかなりの月日がたった。
(実は以前はみなそうだった、問題は工業的農業が始まったことなのだけど)
それは近年、急激に世界的に拡大している。
工業的農業が作り出す問題点に世界が気がつき始めた、そしてアグロエコロジーの利点もわかるようになったということだろう。

それは健康から、あるいは環境、そして社会的、経済的な観点などさまざまに語ることができる。
しかし、食品レベルでどう違うの、とか聞かれると漠然とオーガニックは体にいい、おいしい、など曖昧な表現になったりする。
栄養分析で含まれるミネラルで有意な差が出るケースもあるが出ないケースもある。

実際にオーガニックだけで生活した場合に尿などに検出される有害物質は大幅に減ることが証明されており、アレルギーなどの症状にも改善が期待できるケースが多いことも報告されているが、体調に問題を感じていない人にはなかなか響かない。

■農薬は食物に含まれる微生物の活動を阻害する抗生物質
食品に含まれる微生物を調べてみることでその差ははっきりとわかってくるようだ。
ラウンドアップ(グリホサート)をはじめ、多くの農薬は微生物の活動を阻害する抗生物質として作用する。
グリホサートは抗生物質としてモンサント(現バイエル)が特許を取っているくらいだ。

もっとも抗生物質といっても病原菌を抑えるのであればまだましなのだが、大腸菌やサルモネラ菌はグリホサートに耐性があり、一方、乳酸菌などの善玉菌はグリホサートにやられてしまう。
だからそうした農薬を使って作られた農作物が善玉菌が少なく、悪玉菌優勢になるのは必然かもしれない。

■すべての生命を支える微生物のことは、まだ数%しか分かっていない
微生物の実態を人類はまだほとんど理解できていない。
調べがついているのはせいぜい数パーセント。大部分は知らないままだ。その解析は容易ではない。
生命を支えるのが微生物なのであるから、その層を変えてしまうことが現在の慢性疾患、感染症の蔓延につながり、生物の大量絶滅という事態にもつながっているとすれば、その影響は単なる個人の嗜好の問題に留まらない。
漠然と体にいい、とか、おいしいという話だけではなくなる(もちろん実感の重要さを否定するつもりはないが)。

■化学肥料や農薬に依存しない農業を社会が支えよう
化学肥料や農薬に依存しない農業が持つ価値を今一度、再評価する必要があるだろう。
一個人の消費の選択問題としてだけではなく、社会的にそれをどう支えるか、公共政策の課題として取り組む必要がある。

(1) An Apple a Day: Which Bacteria Do We Eat With Organic and Conventional Apples?
https://www.frontiersin.org/…/10…/fmicb.2019.01629/full
The Benefits of Bacteria in Organic Apples
https://modernfarmer.com/…/the-benefits-of-bacteria-in…/
写真は ?Apple2000
https://ja.m.wikipedia.org/…/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82…
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