発酵水は、母なる海の恵みの日本在来の天然海藻(緑藻類・褐藻類・紅藻類)
およそ30種類を独自製法で長期自然発酵させて、手づくりで原液づくりをしている発酵飲料です。

遺伝子組み換えと「ゲノム編集」は同じ


※北の空にかかる美しい二重の虹

世界では遺伝子組み換え作物が衰退の一途をたどっていますが、唯一とも言える日本が買い続けているため、2016~2018年は耕作面積が増加したという話には驚きました。

また、今ネットで数多く取り上げられている「ゲノム編集食品」が、実は仕掛け人や企業が一緒で、遺伝子組み換え食品が伸びなくなったから、ゲノム編集食品に切り替わっただけと言います。
遺伝子組み換えもゲノム編集も根っこはまったく同じで、食を支配したいだけのことなのです。

日本では来年から、ゲノム編集トマトがあの手この手を使って序章が始まり出しそうなので、これに乗っかってはいけませんし、許してはいけないと思います。

それではこの問題について、印鑰智哉さんの講演からお伝えしたいと思います。

食と農のあり方が世界を変える
日本の種子を守る会・印鑰智哉
長周新聞 社会 2020年11月5日

■限界にきた遺伝子組み換え

世界では遺伝子組み換えはもう終わりが見えてきた。
1996年以降、ロケットのように増えていた耕作面積が、2015年に初めて前年比を下回った。
アメリカもヨーロッパも拒否し、アフリカでもラテンアメリカでも反対が強まっている。
世界中が食べなくなり、遺伝子組み換えを克服する道が見えてきた。
しかし、残念ながら2016、2017、2018年に耕作面積が増加した。
なぜか。このような事態になっても遺伝子組み換えを買い続けている国があるからだ。
それは日本だ。
日本をどう変えていくのかが次の課題になる。

■ゲノム編集食品とは何か

世界が遺伝子組み換えをやめようと動き始め、耕作する人も減少してきた。
ピンチに陥った遺伝子組み換え企業が新しい解決策として考えたのがゲノム編集だ。
「ゲノム編集は遺伝子組み換えではない」と宣伝しているが、まったく同じ遺伝子操作技術だ。

違いを一言でいうなら、「センサー付き遺伝子破壊技術」ということだ。
これまでの遺伝子組み換えはランダムに遺伝子をぶち込む技術だったが、ゲノム編集は「クリスパー」というガイドがあり、特定の遺伝子を探す能力がある。
そのことによって正確に破壊することができるようになっただけだ。

ゲノム編集のイメージにはハサミのイラストが使われ、「編集」というと文章を切りとり、整えるイメージを与える。
しかし、実際のゲノム編集は破壊するだけで、あとどうなるかは運任せだ。
どのような変異が起きるかはまったく保証がない。
ある科学者は「ハサミの比喩は間違っている」と指摘している。
たとえるならセンサー付き手榴弾による遺伝子破壊技術だ、と。
もしくはミサイルの方がイメージに近い。

この技術では、特定の遺伝子を破壊したあとに別の遺伝子を入れることも可能だが、今は禁じ手となっている。
それをすると遺伝子組み換えと同じになり、規制の対象になるからだ。
あくまでも「遺伝子組み換えとは違う」とするために、現在は既存の生物が持つある機能を破壊することしかしていない。
これで新しい物がつくれるだろうか。

ゲノム編集された作物の一つに、バランスを失わせて性格を変えたものがある。
あらゆる生命はアクセルとブレーキの両方を持っている。
ある程度成長するようアクセルを持ち、ある程度成長するとブレーキをかける。
両方を使うことによって生物は適正に育っていくことができる。
そのブレーキ(成長抑制遺伝子)を破壊して、
・収量の多いイネや小麦がつくられている。生産性は上がるが、バランスが壊れた生物だ。
・またGABAが健康にいいことで注目され、GABAを抑制する遺伝子を破壊してGABAだらけのトマトがつくられている。

特定のタンパク質をつくれなくした物もある。
・菌病耐性品種のコメや小麦(病原菌が増殖するために使うタンパク質を破壊)
・有害なトランス脂肪酸をうまない大豆
・芽から毒素(アクリルアミド)をとり除いたジャガイモ
・変色しないマッシュルーム(変色させる遺伝子を破壊)などだ。

つまりゲノム編集生物は、それぞれが自然に持っている機能が破壊されたものであり、それが本当に生態系のなかで育っていく可能性があるのか、環境や健康に影響はないのか、私は大変疑問だと思う。

ゲノム編集食品はすでに開発されており、今すぐにでも登場する可能性がある。
・アメリカでは昨年、ゲノム編集大豆を商業栽培し、カリクスト社(社長は元モンサント)が、それからつくった大豆油「カリノ」に、なんと「Non GMO」(遺伝子組み換えでない)と表示して販売している。
これは安いレストランで使われているだけで、アメリカ国内では拒否する動きが強い。
・また、サイバス社(販売カーギル)の農薬耐性ナタネも2019年に商業栽培を開始しており、ダウ・デュポンの農薬耐性トウモロコシなどアメリカでは166品種がすでに認定済みだ。
・実はGABAだらけのトマトは日本企業がアメリカに登録している。これらが日本に迫っているといわざるを得ない。

昨年10月、日本政府はゲノム編集を安全性表示などがないまま販売することを解禁した。
「ゲノム編集は遺伝子が壊れただけだ。
自然界でも壊れることがあるから自然と同じ」という理屈で認めたのだ。
今、日本では一切表示しないでいいことになっている。

まだゲノム編集食品は出回っていない。
EUやニュージーランドは「遺伝子組み換えと同じだ」といっており、今生産して遺伝子組み換えの二の舞いにならないよう様子見をしている状態だ。
今、反対すれば止めることができる。
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