発酵水は、母なる海の恵みの日本在来の天然海藻(緑藻類・褐藻類・紅藻類)
およそ30種類を独自製法で長期自然発酵させて、手づくりで原液づくりをしている発酵飲料です。

ヒトの遺伝子の半数近くがウイルス由来


※焼津市石津の稲の天日干し原風景

昨日に引き続きまして、長周新聞さん主宰の講演会より、日本の種子を守る会・印鑰智哉さんのお話をご紹介させていただきます。

本日のテーマは、「人の遺伝子もウイルス由来」です。

食と農のあり方が世界を変える  
日本の種子を守る会・印鑰智哉
長周新聞 社会 2020年11月5日
https://www.chosyu-journal.jp/shakai/19055

今、なぜ食と農の話をするのかというと、世界的にこの食と農が大問題になっているからだ。
世界的には新型コロナウイルスの感染拡大も私たちの食がもたらしたのではないか、ともいわれるようになってきている。
新型コロナウイルスがどこから来たのかは、まださまざまな説があり、固まっていない。
しかし毎年のように新しいウイルスがあらわれており、例えばエボラ出血熱はアフリカのジャングルからだった。
鉱山開発、そして農業開発でどんどん森を切り刻み、ジャングルのなかに入っていき、森が80%伐採された。
そして野生動物と共存していたウイルスが私たちの生活のなかに入ってきてしまい、多くの人が死んだ。
エボラ出血熱は致死率が高すぎて、亡くなってしまうのでそれほど広がらなかったが、新型コロナウイルスは逆に無症状のまま広がるので、世界中に大問題をひき起こしている。

人の遺伝子もウイルス由来
ウイルスは怖いものと思ってしまうかもしれないが、じつはウイルスは私たちと深い関係にあることがわかってきている。
さまざまな生物は原生的な生物からどんどん枝分かれして高度な生物が生まれてきたと考えられている。
これを「系統樹」と呼ぶが、これだけでは生物がどのように進化してきたのか説明できない。

2000年ごろから、人間の遺伝子をはじめさまざまな生物の遺伝子を分析する技術が完成しており、人間の遺伝子の解析も終わっている。
すると、人間の遺伝子の半分近くがウイルス由来のものだった。

生物は、それぞれの生物に枝分かれしただけでなく、飲み込んで進化している。
たとえば植物が光合成をするのは葉緑素があるからだ。
葉緑素はもともと独立した微生物だったものを飲み込んで植物が生まれてきた。

ミトコンドリアは私たちの体にも、植物にもあり、エネルギーをつくり出す。
ミトコンドリアがなければ私たちは単細胞生物にしかならなかった。
このミトコンドリアも元は独立した微生物だったのをとり込んだものだ。

また、母親の子宮内で赤ちゃんが育つが、父親の遺伝子も持つ赤ちゃんは母親にとって異物だ。
本来は異物があると免疫が追い出してしまうが、赤ちゃんに対して免疫が働かないよう、ウイルスが膜をつくって守っている。
このように人間も植物も動物もウイルスや細菌をとり込んでおり、ウイルスは私たちの体の一部でもある。

さまざまな生物を遺伝子解析すると、アルケア(古細菌)、バクテリア、ファンジャイ(真菌類、キノコや酵母など)、メタゾアン(人間も含む動物)というように、円にして理解したほうがわかりやすい―こうした考え方も出てきた。

つまり、私たちの生命はそれぞれの生命体が独自に進化を遂げているのではなく、お互いに作用しながら支え合って生きているということだ。

このようななかでウイルスも私たちの生命にかかわっていることがわかってきた。
ただ、かかわるということは簡単にはすまない。
感染するとどんどん死んでしまう。
「ウィズコロナ」などといっているが、これはとんでもない話で、新型コロナウイルスは隔離するしかなく、私たちはそれを乗り越えていくしかない。

しかし、最終的にさまざまな生物がお互いを支え合っていることは押さえておく必要がある。
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