発酵水は、母なる海の恵みの日本在来の天然海藻(緑藻類・褐藻類・紅藻類)
およそ30種類を独自製法で長期自然発酵させて、手づくりで原液づくりをしている発酵飲料です。

入浴が家族間で腸内フローラを伝播する


※七五三のお祝いの参拝。静岡護国神社にて

腸内細菌のことはいまだに、ほとんどまだ分かっていないことだらけです。
母胎にいるときは無菌なのに、出産のときに産道を通って初めて、おかあさんから腸内細菌のビフィズス菌などを受け継ぐことは知られていました。

でも今日はあまり知られていなかった日本人だけの入浴習慣が、子育て世代が家族で入浴すると、母子間、父子間、そして夫婦間でも腸内細菌が伝播することが分かったといいます。

子育て世代の皆さん、バラバラでお風呂に入るよりも一緒に入ったほうが、お子さんの腸内フローラ育成のためにも、そしてご夫婦のためにも良いかもしれませんね。

腸内細菌はどこからくるのか?
入浴習慣が家族間で腸内フローラの伝播に関与
アイルランドコーク大学と森永乳業株式会社との共同研究から

これまで、ビフィズス菌は赤ちゃんが産まれる際、母親の産道を通って受け継がれる(母子伝播)ことで、腸内に定着することが通説となっていました。

2018年1月にアイルランドコーク大学「APCマイクロバイオーム研究所」との研究で、日本人では、母子間に限らず家族間(父子間や夫婦間)でビフィズス菌が伝播している可能性が示されました。

そこで今回、家族間での腸内細菌叢伝播経路として、日本人特有の入浴習慣に着目した研究を行ったところ、以下の3点が明らかになりました

1.入浴後の浴槽水と入浴した被験者の腸内には共通の腸内細菌が存在していた。
2.浴槽内より、生きたビフィズス菌が検出され、そのゲノム情報は被験者の腸内に棲息するビフィズス菌とほぼ同一であった。
3.子どもと両親が一緒に入浴する家族と、別々に入浴する家族では、一緒に入浴する家族のほうが共通の腸内細菌の種類が多かった。


以上の結果より、ビフィズス菌をはじめとする腸内細菌の家族間伝播には、家族が一緒に入浴するという習慣を通しても起きている可能性が示されました

【研究内容】
研究方法:
子どもと両親が一緒に入浴する5家族から、入浴後30分以内の浴槽水をいただき、浴槽内の細菌叢解析および培養法による細菌の分離を試みました。
また、5家族(計21名)の被験者より糞便をいただき、腸内細菌叢についても併せて分離・解析を行いました。
さらに子どもと両親が一緒に入浴する11家族(計43名)と、別々に入浴する5家族(計16名)の腸内細菌叢の比較を行いました。

【研究結果】
①入浴後の浴槽水と入浴した被験者の腸内に存在する細菌叢を比較解析したところ、その構成には大きな違いが認められましたが、一方共通の細菌群が6%程度(49/862種)存在していました。
②浴槽水をフィルターでろ過し、そのフィルター上の細菌を培養したところ、すべての家族から生きたビフィズス菌が検出がされました。
これらビフィズス菌株と、被験者の糞便から分離したビフィズス菌株を併せた合計98株のゲノム情報を比較してみたところ、ほぼ同一である組み合わせが19組(計48株)見出されました。
③子どもと両親が一緒に入浴する11家族(家族入浴)と、別々に入浴する5家族(家族別々入浴)、計59名の腸内細菌叢を比較したところ、ビフィズス菌に限らず、子どもと両親が一緒に入浴する家族のほうが家族間で共通の腸内細菌数を多く保有していることが示唆されました。

【まとめ】
これまで、ビフィズス菌は赤ちゃんが産まれる際、母親の産道を通って受け継がれること(母子伝播)で腸内に定着するという通説以外にも、ビフィズス菌の伝播が父子間や夫婦間でも起きている可能性が示されていましたが、今回の研究にてそれが日本人特有の習慣である「家族との入浴」を通して起きている可能性が、世界で初めて見出されました。
なお、本研究成果は、科学雑誌『Scientific Reports』誌(2019年3月13日付)に掲載されました。

APCマイクロバイオーム研究所
アイルランドのコーク大学内にあるアイルランド科学財団の国立研究センターの一つで、2003年創設以来、食と医療の分野で様々な研究成果をもたらし、トムソン・ロイター社の評価では科学分野における世界第2位にランクされている。
同研究所のテーマは、
(1)分子微生物学、(2)長寿に向けた食事と細菌、(3)脳腸相関、(4)宿主と細菌の関連性の4つに大別されており、森永乳業株式会社は分子生物学のダワ・ヴァン・シンデレン教授のもと、ビフィズス菌の遺伝子情報(機能ゲノム学)を中心に共同研究をしています。
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